<いま、演じたい紙しばい>2/20は「アレルギーの日」『たべられないよ アレルギー』

2月20日は、「アレルギーの日」です。
アレルギーの原因物質をつきとめた免疫学者の石坂公成・照子夫妻が、その成果を発表した日、1966年2月20日にちなんで、この日が制定されました。

花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など、現在では多くの人が悩まされるアレルギー。
今日ご紹介するのは、子どもたちがアレルギーについて知り、理解を深めていくための紙芝居『たべられないよ アレルギー』です。


保育園の延長保育の時間。
ハヤトはユリちゃんといっしょに補食を食べています。
ユリちゃんはアレルギーで牛乳が飲めません。
今日は牛乳不使用のケーキなので、ハヤトとユリちゃんは同じケーキをおいしくいただきます。

ユリちゃんはこのケーキが気に入り、あっというまに食べてしまいました。
ハヤトは、自分の分を手でちぎって、ユリちゃんに少しケーキをあげました。ところがその手は、さっき牛乳をぬぐった手だったのです……。先生がほんの少し目を離した間のできごとでした。

顔が赤くなり、じんましんが出るなど強いアレルギー症状が出てきてしまったユリちゃん。エピペンを注射し、救急車で搬送され、幸い大事には至りませんでした。

ハヤトは初めてアレルギーの症状の怖さを目の当たりにしました。
後日、シチューを食べないユリちゃんに「ずるい」とつめよるヒデヤに、こう言いました。

「やめろって、ヒデヤ。ユリちゃん、ぎゅうにゅうが ちょびっとついた ケーキ たべたら、まっかになって、せきして、きゅうきゅうしゃきたんだ。」


脚本を手がけたのは、小児科医でもある井嶋敦子さん。
本作が含まれる「保健衛生かみしばい まいにちげんき!」シリーズの監修を手がけた小児科医、内海裕美さんによる解説も掲載されています。

アレルギーをもつ子どもが安全に生活を送るためには、当然、まわりの大人が責任をもって行動しなくてはなりません。
子どもたちには、好き嫌いとアレルギーは違うことなど、アレルギーについての正しい知識を伝え、互いの違いを受け入れることの大切さを伝えていきたいですね。

12場面、3歳くらいから。

(井嶋敦子・脚本 鈴木幸枝・絵 内海裕美・監修)

たべられないよ アレルギー

保健衛生かみしばい まいにちげんき!

たべられないよ アレルギー

井嶋 敦子 脚本/鈴木 幸枝

ハヤトはユリちゃんが牛乳アレルギーなのを知りません。こぼれた牛乳をそっと手でふいて、その手でケーキを半分にしてユリちゃんと食べました。するとユリちゃんの様子が…。

  • 3歳~
  • 2013年11月25日初版
  • 定価2,090円 (税込)
  • 立ち読み
保健衛生かみしばい まいにちげんき!

保健衛生かみしばい まいにちげんき!

内海 裕美 監修

子どもたちに分かりやすく、保健衛生指導に最適です!食物アレルギーは近年増加傾向にあり、誤食事件などをうけて、学校でも対応が求められているテーマです。また、早寝早起き、風邪予防など、低学年の保健衛生指導に最適です。裏面には小児科医・内海裕美先生の解説が入ります。

  • 3歳~
  • 2013年11月25日初版
  • 揃定価6,270円 (税込)
  • 在庫僅少