<秋のおすすめ絵本>小さな機関車の大きな夢『じょうききかんしゃビーコロ』

行楽の秋。
鉄道が大好きなお子さんと蒸気機関車に乗ってみようと計画されているご家庭もあるのではないでしょうか。

今日ご紹介するのは、蒸気機関車が主人公の絵本『じょうききかんしゃビーコロ』です。

皆さんは、「B20形」という小さな機関車を知っていますか?
本作の主人公はこの機関車。愛称は、ビーコロです。

ビーコロがいるのは、機関車工場。点検や修理のためにやってきて火を落とした機関車を移動させたり、荷物を運んだり、毎日いっしょうけんめい働いています。

ビーコロは重い貨車を運んだり、客車を遠くまで運んだりすることはできないので、走れるのは、整備工場の中だけ。
大きくてりっぱな「デゴイチ」(D51形)や、はやがけの「シロクニ」(C62形)を見て、憧れの気持ちをつのらせます。

「つよく なりたいな。はやく なりたいな。
そうすれば ボクだって、こうじょうの そとに でて、はしれるのにな。」

そんなビーコロの気持ちに応えたのが、機関車の仲間たち。
ビーコロを先頭に、4重連の特別列車を走らせることになったのです!

汽笛を鳴らし、煙を上げ、「シュガタカ シュガタカ」と走る機関車たちは、まるで生きているようです。
個性豊かな仲間にかこまれながら、自分らしく頑張るビーコロ。
ラストシーンで見せる表情は、とても誇らしげです。

本作に登場する「ビーコロ」や「デゴイチ」、「シロクニ」、「義経」などの機関車たちは、京都鉄道博物館で本物が動く姿を見ることができます。
皆さんもぜひビーコロたちに会いにお出かけくださいね。

(ミノオカ・リョウスケ 作・絵)

じょうききかんしゃビーコロ

絵本・こどものひろば

じょうききかんしゃビーコロ

ミノオカ・リョウスケ 作・絵

ビーコロは工場の中だけしか走れない、小さな蒸気機関車。いつか外を思いきり走ってみたいと思いながら、毎日働いている。そんなビーコロのために、仲間の機関車たちが特別すてきな計画を立てました。

紙コップを使ったビーコロのかわいい工作ができました。型紙をダウンロードしてみんなで作ってみよう!
詳しくはこちらをご覧ください。https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1791

  • 4・5歳~
  • 2019年8月26日初版
  • 定価1,540円 (税込)
  • 立ち読み