2019.10.09

本日の読売新聞朝刊に『うみからきたおとこのこ』紹介記事が掲載

10月に刊行された紙芝居『うみからきたおとこのこ』
この作品は、絵本作家・アートディレクター堀内誠一さんの未発表の紙芝居の原画から生まれた作品です。

本日10月9日の読売新聞朝刊の文化面に、本作の紹介記事が掲載されました。
記事では、堀内誠一さんの業績とともに、本作のあらすじと、次女で本作の脚本を手がけた翻訳家の堀内紅子さんのコメントも掲載されています。ぜひご覧ください。

こちらの読売新聞のサイトでも紹介されています(読者会員登録が必要です)
うみからきた おとこのこ

単品紙芝居

うみからきた おとこのこ

堀内誠一 再話・絵/堀内紅子 脚本

海で大嵐に会い、行方知れずとなっていた、ひとりぼっちの貧乏な鍛冶屋。しばらくして無事戻ってきた鍛冶屋を村の人々は不思議に思います。ある日、嵐の時に鍛冶屋を助けた人魚と鍛冶屋の子だという、男の子・オラフが訪ねてきます。
ほんの幾日で大きく立派な若者になったオラフは、父の元から旅立ちます。
地主の元で働くようになり、大変な仕事でもかるがるとこなすオラフに、地主は悪魔に貸した金を返してもらってくるよう頼みますが……。

絵本作家・アートディレクター堀内誠一の遺した未発表の原画を元にした紙芝居。

原作は「人魚ひめ」を書いたアンデルセンの母国でもあるデンマークの民話。
主人公の、人間と人魚の子オラフが、人の役に立とうと世に出て成長していく物語でもあり、また悪魔と対決する冒険物語でもあります。
人魚伝説を下地に、不思議さと神秘性、そしてゾクゾクするような怖さもあわせもった、観る者を夢中にさせる紙芝居です。

『うみからきた おとこのこ』紹介リリース

  • 4・5歳~
  • 2019年10月1日初版
  • 定価3,740円 (本体3,400円+税10%)
  • 立ち読み