くじらやま
むかしむかしのおおむかし、くじらは海じゃなくて、山にすんどった。さいしょ、くじらはからだが小さかったんやけど、山のおいしいものをどんどんたべて大きくなり、歩きまわれなくなってしまった。そんなある日、くじらがくしゃみをしたら山の木と動物の半分が吹き飛んで、おならをしたら、そのあまりのにおいに山の動物たちがみんな出ていってしまった。くじらはかなしくて泣き続けていると、山の神さまが通りがかって…。
- 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
- 初版:2012年1月1日
- 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
- 頁数:12場面
- 4・5歳~
- ISBN:978-4-494-09127-0
- NDC:913
著者プロフィール:多屋光孫(たや みつひろ)
和歌山県生まれ。2011年第96回二科展デザイン部D部門「特選賞」、2010年第95回二科展デザイン部門D部門「奨励賞」受賞。
内容説明
むかしむかしのおおむかし、くじらは海じゃなくて、山にすんどった。さいしょ、くじらはからだが小さかったんやけど、山のおいしいものをどんどんたべて大きくなり、歩きまわれなくなってしまった。そんなある日、くじらがくしゃみをしたら山の木と動物の半分が吹き飛んで、おならをしたら、そのあまりのにおいに山の動物たちがみんな出ていってしまった。くじらはかなしくて泣き続けていると、山の神さまが通りがかって…。