桂文我落語紙芝居

さらやしきのおきく

桂文我 脚本/久住卓也

古典怪談『皿屋敷』を元にした、落語紙芝居。
前半には残忍な愛憎劇である古典怪談『皿屋敷』の内容が、後半はそのパロディである落語のわらい話が展開されます。関西弁をいかした語り口で、演じる楽しさのある紙芝居です。
「5まーい」「6まーい…」と、皿の数を数える場面は怪談らしい怖い魅力もあり、観客がひきこまれます。
高齢者施設でのお話会や、小学生向けのお話会など、幅広い年齢層で楽しまれている人気の落語紙芝居です。

  • 定価2,420円 (本体2,200円+税10%)
  • 初版:2004年3月1日
  • 判型:B4判/サイズ:26.5×38.2cm
  • 頁数:16場面
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-07709-0
  • NDC:913

感想を書く

内容説明

古典怪談『皿屋敷』を元にした、落語紙芝居。
前半には残忍な愛憎劇である古典怪談『皿屋敷』の内容が、後半はそのパロディである落語のわらい話が展開されます。関西弁をいかした語り口で、演じる楽しさのある紙芝居です。
「5まーい」「6まーい…」と、皿の数を数える場面は怪談らしい怖い魅力もあり、観客がひきこまれます。
高齢者施設でのお話会や、小学生向けのお話会など、幅広い年齢層で楽しまれている人気の落語紙芝居です。

読者の声

読者さま

子どもも大人も楽しめます(63歳・男性)

図書館で借りて、主にデイケアセンターでのボランティアで語っています。回を重ねる毎に工夫やアドリブを入れ、自分でも楽しみながら語ることができ、お年寄りには喜んでいただいています。
先日、小学生50人の前で公演しましたが笑う所がお年寄りとは違っていることがわかりました。大人は幽霊を見に行く男達がおかしくて笑うのですが、子ども達は九枚を聞けば死ぬはずなのに、十枚、十一枚と数えて行く所が単純に面白かったようです。子どもらしいリアクションと遠慮のない突っ込みと笑い声の中で語り手もついワルノリしてしまった楽しいひと時でした。
読者さま

老人ホームで(40歳)

老人ホームで、10人に演じました。
「番長皿屋敷」をよく知っているせいか、題名を言っただけで、のってきてくれるので、楽しくできました。怖くならないように気をつけましたが、みなさん楽しそうでした。
読者さま

大人も楽しめる(50歳)

大人も楽しめる、演じる側も笑えるところが良いと思う。

もっと見る

関連情報

2023/7/31

【演じる楽しさのある落語ばなし】夏のかみしばい『さらやしきのおきく』

幅広い年齢層で楽しまれている、人気の落語紙芝居です。ある日、町の長屋でおきくの幽霊のうわさをしていた男たち。お皿を一枚なくした無実の罪で命を落としたおきくが幽霊となり、おきくのかぞえる「9まい」の声を ...

続きを読む

もっと見る