あおむしのへんしん
内容説明
アオムシが夢中になって、大根の葉っぱを食べていると、オンブバッタがきて「きみは、だれだい?」とききました。アオムシは…。
読者の声
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「あおむしのへんしん」の感想(なにわのゴリちゃんさん・52歳・男性)
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私が子どもだったころ、春にはレンゲや菜の花が咲き、チョウチョやみつばちなどが飛んでいました。キャベツ畑が家の周りにたくさんあり、青虫やさなぎは身近な存在で、青虫やさなぎを箱の中で飼ったものです。 『あおむしのへんしん』は、青虫からさなぎ、さなぎからチョウチョに姿を変えていく様子が丁寧に描かれています。脚本家の高家さんの解説を読むと、青虫の特徴や脱皮のことが詳しく書かれています。そして、それぞれの時期の役割までもわかります。身近だった青虫やさなぎ、チョウチョの知らないことがたくさんありました。 この作品は、紙芝居の特徴である「抜く」作業を工夫して、青虫の成長を描いています。 子どもたちと機会があれば、青虫の観察を行い、紙芝居の様子と比べてみてはどうでしょうか。 子どもだけでなく私たち大人にとっても、身の回りを見渡せば、新しい発見があるとを、この作品は教えてくれています。
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