きいてるかいオルタ
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おびおえてる? オルタ。ヤゴはトンボにかわる。サナギはチョウチョにかわる。オタマジャクシはカエルにかわる。ぼくもかわるんだ。かわれるんだ。きいてるかい? オルタ!
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 初版:2013年9月20日
- 判型:B5判/サイズ:26.6×19.1cm
- 頁数:32頁
- 小学1・2年~
- ISBN:978-4-494-02562-6
- NDC:913
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じぶんでじぶんのことを「へなちょこのよわむし」だと思っている主人公は、そんなじぶんを変えたくて、でもどうしていいのかわかりません。
ヤゴがトンボにかわるように、サナギがチョウチョにかわるように、オタマジャクシがカエルにかわるように、ぼくもいつか新しいぼくに変わるんだろうか。
しかし、主人公はあるできごとを通して、時期がきたら姿形が変わること=待っていれば新しい自分になるのではなく、変わりたいと心の底から強く願う気持ちがあれば、じぶんの意志で変われるし、変わるんだ、と前向きな生き方ができるようになっていきます。
内容説明
おびおえてる? オルタ。ヤゴはトンボにかわる。サナギはチョウチョにかわる。オタマジャクシはカエルにかわる。ぼくもかわるんだ。かわれるんだ。きいてるかい? オルタ!
読者の声
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(女性)
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「変わりたい」と思っているけれどどうすればいいのかわからずモヤモヤある子どもの心情がうまく描かれていた。きっかけは小さなものだけど、変わることでたくさんのものを得られたのだろう。この本を読む子どもたちは、自分自身について考えるのではないかと思う。
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(38歳・女性)
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オルタっておもしろい名前…だけど子どもはけっこう自分の中に架空の友だちを持っているものだったと思い出しました。夕焼けのページと自転車いっぱいのページが好きです。ちょっとした(たいへんな?)きっかけで変わってゆける子どもがすてきに描かれていました!
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(女性)
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じーんとくる絵本ですね。この絵本が、この絵本を必要としている子どもに届くといいですね。大人の知らないところで悩み、大人の知らないところで成長していく子どもの姿がいいです。
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(57歳・男性)
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気弱な少年が自らのコンプレックスを克服して、明るく前向きな子に変わっていく課程が、オルタという人形とからめて、すがすがしい成長の物語となっている。絵も文もすばらしい。勇気、元気をあたえてくれる本である。
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(50歳・女性)
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「かわる」ってすごく勇気のいることです。だれだって自分をかえたいって思うことがあるはず。でもそのきっかけがつかめないんですよね。もしかしたら、そのきっかけはすぐ近くにあって気づかないだけかも…まるで昔の自分をみているようでした。
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推薦のことば
- きいてるよ少年! 2013年11月1日
- オルタっていったい誰だろう? まずタイトルにわくわく。わあ、これがオルタ! いいなあ。絵本を開くとすぐに、オルタの正体がわかるのですが、それは見てのお楽しみ。
主人公の少年は、体も小さく運動も苦手。食べ物の好き嫌いは多いは、大事な時になると頭はフラフラするは……。家の中で遊ぶ方が好きだと感じながらも、じつは、元気いっぱいのゆきちゃんや他の子を見ては、思っているのです。「ぼくだって、かわりたい! かわれるかなあ?」って。 ある日のドッジボール、体も大きくて嫌味なヤツが、彼を目がけてボールを投げてきます。飛んでくるボールの強烈な勢いと、少年の心の叫びがシンクロする絵の迫力といったら! そして思わぬハプニングがきっかけとなり……。「いいぞー、いけいけ、どこまでもー」日なたと砂ぼこりと汗のにおいのする登場人物みんなに、思わず声をかけたくなりました。
どの子も、それぞれのオルタを胸に抱いて暮らしているはず。そして、オルタへの問いかけは、同時に大人への問いかけのようにも感じます。「君たちはみんなかわれるよ! ちゃんと見ているよ!」中川さんの優しくて力強いエールが、聞こえます。自分の願いを、ひめた力を、そして明日を信じていいんだよと、子どもたちの肩を叩いてくれる作品です。 - さえぐさ ひろこ(児童文学作家)