ぼく、まだ ねむくないよ
内容説明
北の森に雪がふりつもり、母さんぐまとこぐまが冬眠に入ります。でも、こぐまはまだねむたくないので、外へ出てみることに…。すると、あたり一面の雪。ズボズボ沈んで動けないこぐまはユキウサギに出会います。
書評
- 子どもの本棚
- 図書館司書として、子どもと物語をつなぐ活動に携わる作者の、初めての絵本出版です。
こぐまを通して、眠っている間のことが知りたいという小さい人たちの好奇心にも応えながら、森のもつ深い意味も、三匹の動物との出会いから、やさしく伝えられています。
北の冬の自然描写は、寒色系の色ながら静けさと共に温かさ、優しさが感じられます。 - 柏崎尚子(日本子どもの本研究会)
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