おコン草子
みずみずしい魅力あふれる日本昔話風冒険ファンタジーの誕生。
大人も子どもも楽しめる児童文学の「ちょっと新しい」風を感じてください。
内容説明
キツネと人の間に生まれた、おひげの女の子・おコンは、体は弱いが気は強い長者さまの末息子・弥兵の命を助けるために、一人旅立ちます。目指す先は、おっかない化け物どもが出るイラズ山。赤鬼、青鬼や大グモ、大ムカデ、さらには大イノシシ、大ナマズまでやってきて…はたして、おコンの運命は――。手に汗握る冒険の結末はいかに?
読者の声
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(12歳・女性)
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図書館で、借りてみよっと、て思って借りたら、めちゃくちゃおもしろかったです。小剛さんが、かっこよかったです(//∇//)おコンも可愛いし、弥平様もおもしろい人だと思いました。本当に感動しました。
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関連情報
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2018/8/20
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書評
- しんぶん赤旗 2010年12月25日 子どもの本
- 周囲の差別のし線をひょうひょうと受け流す元気なおコンや、まっすぐで気の強い弥兵。軽妙なやりとりに表れるそれぞれの心情がほほ笑ましくいとおしくなります。
- 内川朗子(児童文学評論家)
- そんなに新しくないけど、ちょっと新しい。そんなに驚かないけど、ちょっと驚く。そんな、ほんばわりした日本のファンタジー。ただ、心はとても温かくなります。
- 金原瑞人/法政大学教授・翻訳家
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