ピンクのチビチョーク
子どもたちが、家族・認知症や介護について、考えるきっかけとなる作品です。
内容説明
チーばあばが、少しずつ、いろんなことを忘れていく病気になった。わたしのことも忘れちゃうのかな。そうだとしても、わたしはチーばあばが大好き。チーばあばに教わった「チビチョークのうた」を歌ってみると…。
読者の声
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また読みたいです(小学2年生)
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チーばあばというおばあちゃんは、とてもやさしくていいなと思いました。いぬとおじいちゃんがしんでかわいそうだなと思いました。さいしょはチョークはしゃべらなかったけど、さいごのほうになるとえがうかびあがったり、ゆめがかなったみたいなかんじでよかったと思います。チーばあばは小さいころと大きいころにそらとぶふねにのれていいなと思います。また読みたいです。
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ピンクのチビチョークの感想(小学2年生)
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一ばんさいしょはたのしそうだなって思ったけど、おばあちゃんはとても小さくなっていて、ゆうちゃんのこともわすれちゃって、大じいじもいなくなってたのしくないなと思った。でも、女の子が出てきて、おばあちゃんをげんきにしてくれてさいごはああよかったと思いました。
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ピンクのチビチョークの感想(小学4年生)
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私はこのようにチョークで絵をかいてみたくなった。そして、チーばあばが病気になったのは、とても私のおじいちゃんににていると思った。大切な人を大切に思っているチーばあばがとてもやさしいと思う。家族の関係はとても大事なのがわかった。チーばあばがいろいろわすれてしまっても、チョークさんはやさしく教えてくれていた。チーばあばの病気が治るといいですね
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ぼくも…(小学2年生)
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ぼくもおじいちゃんがしんでしまったので、すごくかなしかったです。チーばあばがおもいだせたからよかったです。
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子どもたちに、考えるきっかけを与える作品(小学校教諭)
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痴呆ではありませんが、うつや脳梗塞で倒れたおじいちゃんと一緒に過ごしている子にとって、この作品は他人事ではなかったようです。
「一緒に過ごして楽しい思い出を作りたい」と考えていました。
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いつまでも思い出になるといいな(小学3年生)
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ユウちゃんがチーばあばとチョークで書いた船をよみがえらせたことがすごかったです。ユウちゃんはチーばあばのことがとても大好きなんだなと思いました。このチョークのごっこ遊びは,いつまでもユウちゃんとチーばあばの思い出になるといいなと思いました。
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関連情報
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2019/7/5
<神奈川>企画展「『わたしのワンピース』50周年 西巻茅子展―子どものように、子どもとともに」が神奈川近代文学館で開催されます。
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推薦のことば
- 日野原重明先生、ご推薦! 2010年2月10日
- いま、多くの子どもさんへプレゼントしてほしい本です。
- 日野原重明(ひのはらしげあき・聖路加国際病院理事長)
書評
- 東愛知新聞 2010年6月15日
- 新刊の童話「ピンクのチビチョーク」が、子どもたちが家族の認知症や介護を考えるきっかけになると反響を呼んでいる。
本を読んだ子どもたちや親から感動をうけた感想が次々と届く。新藤さんは「(認知症で)多くのことを忘れてしまっても、うれしかったこと、楽しかったことなど、日常生活の中で思い出すことがありますその瞬間を大切にしたい。一緒に過ごす子どもたちにも知ってもらいたい」と話している。
- 読売新聞(夕刊) 2010年4月17日 本だな
- 認知症がテーマの物語
- 朝日小学生新聞 2010年4月10日 新刊ガイド
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