単行本図書

ピンクのチビチョーク

在庫品切・重版未定

新藤悦子 作/西巻茅子

チーばあばが、少しずつ、いろんなことを忘れていく病気になった。わたしのことも忘れちゃうのかな。そうだとしても、わたしはチーばあばが大好き。チーばあばに教わった「チビチョークのうた」を歌ってみると…。

  • 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
  • 初版:2010年3月5日
  • 判型:A5判/サイズ:21.5×15.3cm
  • 頁数:96頁
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-01948-9
  • NDC:913

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子どもたちが、家族・認知症や介護について、考えるきっかけとなる作品です。

内容説明

チーばあばが、少しずつ、いろんなことを忘れていく病気になった。わたしのことも忘れちゃうのかな。そうだとしても、わたしはチーばあばが大好き。チーばあばに教わった「チビチョークのうた」を歌ってみると…。

読者の声

読者さま

また読みたいです(小学2年生)

チーばあばというおばあちゃんは、とてもやさしくていいなと思いました。いぬとおじいちゃんがしんでかわいそうだなと思いました。さいしょはチョークはしゃべらなかったけど、さいごのほうになるとえがうかびあがったり、ゆめがかなったみたいなかんじでよかったと思います。チーばあばは小さいころと大きいころにそらとぶふねにのれていいなと思います。また読みたいです。
読者さま

ピンクのチビチョークの感想(小学2年生)

一ばんさいしょはたのしそうだなって思ったけど、おばあちゃんはとても小さくなっていて、ゆうちゃんのこともわすれちゃって、大じいじもいなくなってたのしくないなと思った。でも、女の子が出てきて、おばあちゃんをげんきにしてくれてさいごはああよかったと思いました。
読者さま

ピンクのチビチョークの感想(小学4年生)

私はこのようにチョークで絵をかいてみたくなった。そして、チーばあばが病気になったのは、とても私のおじいちゃんににていると思った。大切な人を大切に思っているチーばあばがとてもやさしいと思う。家族の関係はとても大事なのがわかった。チーばあばがいろいろわすれてしまっても、チョークさんはやさしく教えてくれていた。チーばあばの病気が治るといいですね
読者さま

ぼくも…(小学2年生)

ぼくもおじいちゃんがしんでしまったので、すごくかなしかったです。チーばあばがおもいだせたからよかったです。
読者さま

子どもたちに、考えるきっかけを与える作品(小学校教諭)

痴呆ではありませんが、うつや脳梗塞で倒れたおじいちゃんと一緒に過ごしている子にとって、この作品は他人事ではなかったようです。
「一緒に過ごして楽しい思い出を作りたい」と考えていました。
読者さま

いつまでも思い出になるといいな(小学3年生)

ユウちゃんがチーばあばとチョークで書いた船をよみがえらせたことがすごかったです。ユウちゃんはチーばあばのことがとても大好きなんだなと思いました。このチョークのごっこ遊びは,いつまでもユウちゃんとチーばあばの思い出になるといいなと思いました。

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関連情報

2019/7/5

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推薦のことば

日野原重明先生、ご推薦! 2010年2月10日
いま、多くの子どもさんへプレゼントしてほしい本です。
日野原重明(ひのはらしげあき・聖路加国際病院理事長)

書評

東愛知新聞 2010年6月15日
新刊の童話「ピンクのチビチョーク」が、子どもたちが家族の認知症や介護を考えるきっかけになると反響を呼んでいる。

本を読んだ子どもたちや親から感動をうけた感想が次々と届く。新藤さんは「(認知症で)多くのことを忘れてしまっても、うれしかったこと、楽しかったことなど、日常生活の中で思い出すことがありますその瞬間を大切にしたい。一緒に過ごす子どもたちにも知ってもらいたい」と話している。
読売新聞(夕刊) 2010年4月17日 本だな
認知症がテーマの物語
朝日小学生新聞 2010年4月10日 新刊ガイド

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