怪談オウマガドキ学園

⑩4時44分44秒の宿題

⑩4時44分44秒の宿題

立ち読み

常光 徹 責任編集/村田 桃香かとう くみこ山﨑 克己 絵/怪談オウマガドキ学園編集委員会

皿屋敷お菊先生が、宿題の束をもって、教室に入ってきました。「今日は宿題を出します。提出の時間は守ること! 期限は4日後の4時44分44秒です」その〆切の時刻をまもれないと……。
10巻では、「数」をテーマに、怖い話を13話収録。休み時間のコラムでは、先生たちの七不思議を教えちゃうよ!

  • 定価748円 (本体680円+税)
  • 初版:2014年10月15日
  • 判型:新書判/サイズ:17.3×12.3cm
  • 頁数:160頁
  • 小学3・4年~
  • ISBN:978-4-494-01659-4
  • NDC:913

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推薦のことば

「怖れ」と「畏れ」の境界 2015年4月1日
 子どもたちは怖い話が大好きだ。「怪談オウマガドキ学園」シリーズも大人気である。図書室に入ったとたん、子どもたちが次つぎと手にとっていく。しかし、今回は反応が少々異なる。
「先生、この本に載っているお話って、ただ怖いんじゃないよ。何て言ったらいいのかなあ……そう、不思議なものとの付き合い方を教えてくれている感じがするんだよね」
 このシリーズの作品は、古くから伝わっている民話や伝承がベースとなっている。
 これらの話には、昔から人びとが畏怖していたものが含まれている。不思議な現象に対し、怖いと思うのと同時に、敬う気持ちをもつのだ。それは日本にかぎらず、どこの国の人であっても同様である。「怖れる」のか「畏れる」のか。その境界を子どもたちは鋭く感じるからこそ、このシリーズを手にとるのだろう。
 ところで、このシリーズの表紙には、学校の写真が使われている。
「あっ、これってうちの学校かな? ほら、こっちから見たときの……」
「ああ! ホントだ。すごい。うちの学校、本になっちゃった!」
「オウマガドキ学園」は、もうひとつの自分の学校なのだ。
花岡 和美(はなおか かずみ/小学校教諭)