ばななせんせいのほん

ばななせんせいとおえかき

ばななせんせいとおえかき

立ち読み

得田 之久 ぶん/やました こうへい

つちのこえんのほしぐみの子どもたち、おえかきの時間です。ぐるぐる、ぺたぺた、絵の具でおえかきしています。あれあれ、紙からはみ出して、床や壁にもおえかき。いつのまにか、子どもたちのからだにも……。絵の具のぬりあいっこがはじまりました。みんなの様子をしんぱいそうに見ているのは、こにんじんちゃん。「せんせいに おこられないかな。」みんなは水道で絵の具を落として、教室にもどってみると……。

  • 定価1,210円 (本体1,100円+税)
  • 初版:2015年10月20日
  • 判型:B5変型判/サイズ:20.7×22.2cm
  • 頁数:24頁
  • 3歳~
  • ISBN:978-4-494-01548-1
  • NDC:913

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書評

「おっぱい」と「ばなな」は 誰もが大好きなことば(母のひろば618号) 2015年11月15日
「ばなな」ってなんていいことば! なんていいひびき! 誰だって、こんなに心地よいひびきにコロリとする!
 むかし、「吉本ばなな」がデビューした時、この「ばなな」に参っちゃったのを、覚えている。さすが作家だ。言葉の達人だ! すごい! この愛くるしくて、かわいくて、しかも、新鮮でたくましいネーミングにうなって惚れ惚れ。しかも名前を裏切らないで大活躍されている。「ばなな」は偉大なのだ!
 あの時と同じように「ばななせんせい」にもまた度肝抜かれた! だって、子どもは離乳食の時から、大好きな「ばなな」に育てられているのだもの。誰もが好きな「ばなな」は、「おっぱい」と同じで、愛してやまない食べ物だし、大好きなことばなのです。
 その「ばなな」が大好きな園の先生で登場だよ。おどろき、ひっくり返った。でも子どもたちはすごい! 全然おどろかない。最初から「ばななせんせい~!」「ばななせんせい大好き~」の大コール! 子どもの心を?んで離さないのだ。よく思いついたものと感心する。偉い! 大好きな「ばななせんせい」と一緒なら何をやっても間違いなし。今回は「おえかき」だ。やはりおもしろいよ。
 「おっぱい」と「ばななせんせい」はともに、これからずーっと永遠に誰にも愛されつづけるに違いない。私は「ばななせんせい」にヤキモチ焼いている。
長野ヒデ子(ながの ひでこ/絵本作家)