げんきにおでかけ
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きつねの子がげんきにおでかけ。おじさんがくいを打っています。“どんっ”ぶつかりました。「だいじょうぶか、おまえ」。おばさんが木の実をとっていると…“どんっ”きつねの子はまたまたぶつかりました。つぎつぎ、きつねの子は出会うものにぶつかっていきます。「へんなやつだな」しごとのおにいさんがいいました。「おまえ、どんがすきなんだな」はたけのおじさんがいいました。ちょうしはじょうじょう、いいかんじ。
- 定価1,100円 (本体1,000円+税10%)
- 初版:2017年2月1日
- 判型:B5変形判/サイズ:19.6×19.6cm
- 頁数:24頁
- 2歳~
- ISBN:978-4-494-01458-3
- NDC:913
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内容説明
きつねの子がげんきにおでかけ。おじさんがくいを打っています。“どんっ”ぶつかりました。「だいじょうぶか、おまえ」。おばさんが木の実をとっていると…“どんっ”きつねの子はまたまたぶつかりました。つぎつぎ、きつねの子は出会うものにぶつかっていきます。「へんなやつだな」しごとのおにいさんがいいました。「おまえ、どんがすきなんだな」はたけのおじさんがいいました。ちょうしはじょうじょう、いいかんじ。
書評
- 母のひろば634号「子どもも、大人も」 2017年4月1日
- 「どん」。痛そうな本です。キツネでしょうか。主人公は、どんどん、どんどんぶつかります。ぶつかっては、「いい感じ」のようです。くり返される物語に五味太郎さんの絵は、太い線と柔らかな美しい色で、まるでステンドグラスみたいです。子どもたちと一緒に読んでみます。声をかけるでもなく、ソファーに腰かけて絵本を読みはじめれば、小さな子も大きな子もそれとなくやってきて、読んでいる僕のそばに座りこみます。立ちながらのぞき込んで見ている子もいます。どの子も、じっと絵本の世界に入り込んでいきます。「どん」とぶつかるたびに、くすっと笑いがこぼれます。みんなが笑うので、一緒にいた1歳になったばかりの赤ちゃんも、やっぱり同じように笑います。赤ちゃんは、「どん」が来るたびに、笑うようになります。読んでいる僕も、面白くなります。みんなが共感の世界に包まれます。短いお話の、小さな集団での、共感の世界はすぐに終わってしまいます。けれども、読み終わるとすぐに、もう1度読もうと僕も思いますし、きっと子どもたちも思っています。ですから、また「どん」が始まるのです。3回読みました。4歳の男の子が「へんな、ほんだなぁ」と、ぼそっと嬉しそうに言いました。優しく、美しく、調子のよい、とっても変な本だなぁと、やっぱり僕も思いました。
- 溝口 義朗/保育士、ウッディキッズ園長
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