五味太郎 おでかけシリーズ

ゆっくりおでかけ

ゆっくりおでかけ

立ち読み

五味 太郎 さく

ぺんぎんの子がおうちをでて、ゆっくりおでかけです。みちがこおって、すべりますからね。そうっと、しんちょうに歩いてゆくと…。

  • 定価1,100円 (本体1,000円+税10%)
  • 初版:2016年10月15日
  • 判型:B5変型判/サイズ:19.6×19.6cm
  • 頁数:24頁
  • 2歳~
  • ISBN:978-4-494-01457-6
  • NDC:913

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五味太郎さんの新刊絵本シリーズ「五味太郎 おでかけシリーズ」の第一弾。
「きをつけて」シリーズに続き「こんなへんな子いるよね」という五味太郎さんのあたたかい視点が感じられます。

読者の声

ストーリーの深さを感じました。
とっても感動しました。書店で何度も読み返し購入。 文章をストレートに受け止めて可愛い??と感じただけでなく、長い人生に置き換えてみたりもしてストーリーの深さを感じました。大学生の息子も「深いなぁ」とつぶやいてました。(保育士・女性)

書評

ゆっくりと見ていたい(母のひろば630号) 2017年1月6日
 上の子が小学生になりました。保育園の頃はどこに行くにも親が一緒は当たり前。1人きりでどこかに出かけることなんてありませんでした。
 「ひとりでおでかけの試練」はある日突然やってきました。朝、家の前で見送ると学校までは1人で歩いていくし、学校からも当然1人で帰ってきます。時どき友人から「橋の欄干にのぼって下のぞいてたで!」とか「帰りにランドセル置いたまま公園で遊んでたの見たよ!」などと報告を受けると気が気ではありません。
 ぺンギンの子どもがどうやらおばさんの家に1人で出かけるようです。ところがとても寒い日らしく道が凍っています。見ている方はハラハラドキドキするのですが、ペンギンの子はいたって冷静。しんちょうに滑ったり、おちついて階段をのぼったり、足がすくむような溝をかっこよくとびこえたりします。そうなのです、私はこんな風に子どもを見ていたい。「ちゃんと前見なさい!」とか「ほら、あぶないじゃない」とか余計なことを言わずに見守っていたい。ちょっとくらい転んでもすべっても周りに誰もいなければ、自分で起き上がるし、また歩き出すのです。子どもを膝に乗せて読みながら「ちょっと離れてが丁度いいんじゃない?」と五味さんに言われているように思えたのでした。
鈴木 潤(メリーゴーランド京都店長)