のりものしかけえほん

うみののりものえほん

いしかわこうじ 作・絵

スピーディーにうごくモーターボートや、優雅に旅するおおがたきゃくせん、海の中をもぐっていくせんすいかんなど、計8種の「うみののりもの」が大集合!
しかけをめくると「うみののりもの」が動きだします!
それぞれの船の特長や機能を丁寧に描いているので、“はじめての図鑑”としても楽しめます。壮大な海を旅するのりものしかけ絵本!

  • 定価1,100円 (本体1,000円+税10%)
  • 初版:2016年6月20日
  • サイズ:15.0cm×15.0cm
  • 頁数:28頁
  • 0・1歳~
  • ISBN:978-4-494-00839-1
  • NDC:913

感想を書く


内容説明

スピーディーにうごくモーターボートや、優雅に旅するおおがたきゃくせん、海の中をもぐっていくせんすいかんなど、計8種の「うみののりもの」が大集合!
しかけをめくると「うみののりもの」が動きだします!
それぞれの船の特長や機能を丁寧に描いているので、“はじめての図鑑”としても楽しめます。壮大な海を旅するのりものしかけ絵本!

読者の声

読者さま

分かり易いしかけと、鮮やかな色と爽やかな絵柄が良いと思います(42歳・女性)

息子が乗り物に関心を示しだした1歳前に、主人が店頭で選んで買ってきたのが『りくののりものえほん』。想像以上に食いつきが良く、毎日のようにペラペラめくり、ボロボロになるほど。図書館で借りてきた『うみののりものえほん』も気に入ったようなので、購入。何度も「読んで」ともってきます。分かり易いしかけと、鮮やかな色と爽やかな絵柄が良いと思います。

もっと見る

関連情報

2017/10/10

<北海道>いしかわこうじさんの講演会が開催されます!

絵本作家のいしかわこうじさんさんの講演会が下記に日程、場所で開催されます。お近くの方は、ぜひご参加ください。 ●日時:10月22日(日) 午後3時~4時30分 ●会場:中標津町総合文化会館「し ...

続きを読む

もっと見る

書評

いよいよ うみののりもの ふねいっぱい(母のひろば626号) 2016年7月29日
 のりもの大好きな子どもたちが待っていた、「のりものしかけえほん」シリーズ第4巻目です。陸ののりもの、空ののりもの、はたらくのりものに続いて、いよいよ海ののりものです。

 絵本を開くと、鮮やかなマリンブルーが目に飛びこんできます。

 子育て支援センターで読んだとき、ママのおひざの上で1、2歳児が身を乗り出し、瞬きもせずにじーっと見入る姿にはびっくりしました。ママが読み手と一緒にことばをくり返すと、子どもたちは嬉しそうに笑い、興味津々でした。

 3歳児クラスで読むと、モーターボートが「ぶぃーん」と波を蹴立てて進むしかけに、前に座っていた男の子が「オー!」とのけぞりました。

 ヨットは「すぃ~」、コンテナ船は「ずずーん」等、船の特徴をとらえたスピードを感じる擬音も効果的で、3歳児は、目で絵を見て、耳で音を聴き五感で楽しんでいるようでした。ぐんぐん進む帆船が帆を揚げる場面では、期せずして「かいぞくせんだー」と歓声があがりました。

 4、5歳児になると、海を前進する様ざまな船を「かっこいい」と楽しみ、最後の海底に潜る潜水艇に大喜びします。しかけ場面で描かれる白い波しぶきの違いにも気づき、一緒に船に乗った気分を味わっている様子がありました。

 青色の濃淡で海を表現され、船はシンプルに力強く描かれています。乳児から幼児まで幅広い年齢で、美しい海ののりものを楽しめます。サイズも小さいので、お出かけにも持ち運びしやすい絵本です。
大西紀子(おおにしのりこ/「この本だいすきの会」絵本研究部世話人)

もっと見る