The Day I Became Your Mom おかあさんがおかあさんになった日・英語版
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おかあさんがはじめての赤ちゃんを生むまでの期待と不安、そして喜びを描いた、ロングセラー絵本「おかあさんがおかあさんになった日」(サンケイ児童出版文化賞)の英語版。
やさしい絵本の世界から、自然に英語に親しむことができる絵本。詩人アーサー・ビナードによる、正面から母と子を見つめた自然な英語をお楽しみください。
- 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
- 初版:2016年1月15日
- 判型:B5判/サイズ:26.6×19.1
- 頁数:32頁
- 3歳~
- ISBN:978-4-494-00775-2
- NDC:837
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内容説明
おかあさんがはじめての赤ちゃんを生むまでの期待と不安、そして喜びを描いた、ロングセラー絵本「おかあさんがおかあさんになった日」(サンケイ児童出版文化賞)の英語版。
やさしい絵本の世界から、自然に英語に親しむことができる絵本。詩人アーサー・ビナードによる、正面から母と子を見つめた自然な英語をお楽しみください。
関連情報
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2018/11/30
<愛媛>トークイベント「長野ヒデ子さんvsアーサー・ビナードさん」が今治市で開催されます。
絵本『まんまちゃんのボールがポン!』や紙芝居『おすわりやす いすどっせ!』などの数多くの絵本、紙芝居を手がける作家、長野ヒデ子さん。米国デトロイト出身の詩人で、多くの詩集やエッセイ、『さがしています』 ...
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2018/4/9
<神奈川>紙芝居文化推進協議会が、詩人アーサー・ビナードさん、作家長野ヒデ子さんを招き、講演会等を開催いたします!
紙芝居文化推進協議会が、「vol17.21世紀かみしばい学校」において、詩人のアーサー・ビナードさん、作家の長野ヒデ子さんらを招き、講演会等を下記の日程で開催いたします。どうぞお楽しみに。とき 4月2 ...
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推薦のことば
- 著者より「おかあさんがおかあさんになった日」英語版 刊行によせて 2016年3月10日
- 詩人、アーサー・ビナードさんが『おかあさんがおかあさんになった日』を英訳して下さり、なんと日本で英語版が出版されました。
この日本語版絵本は24年前に出版され、幼い読者から育てられた絵本です。
誰もがこの絵本を読んで自分のことを感じ、知り、「それは生きる力になる」と読者から教えてもらった絵本です。
この『The Day I Became Your Mom おかあさんがおかあさんになった日・英訳版』をしみじみと眺めて、嬉しくてたまりません。
子どもさんと一緒に読むと、楽しいと思います。これは日本人のみんなに読んでもらいたい英語版なのです。
アーサー・ビナードさんはこの本の英訳に際して、以前にもまして出産にとても深く関心を持たれ、アメリカにお住まいの、出産経験のあるお母様や妹さんに詳しく問い合わせたり、私が93歳の現役の助産師さんにお会いすると申しましたら「ぼくも会いたい!」と助産師さんに会いにとんで行かれたりしました。
まるで妊婦さん、今にもご自分が出産しそうな気持ちで取り組んで下さったのです。
だからこの英語版は、まったく別の本を読んでるみたいに実に新鮮で、引き込まれてしまいます。
ビナードさんはリアルな言葉で、おなかの中の子をYouと呼びかけ、You と I の対話をつみあげて下さいました。
さいごに “You"とよばれていた赤ちゃんがこの世に誕生すると、お母さんは新たな使命を……。
「個人(主語)」の意識がはっきりしている英語という言語。
その言葉のちょっとした変化が、とても重く感動的で、すごく自然に胸に迫ってくるのです。すごいです!
優れた訳者は、その世界に相応しい言葉を選んで、実に素晴らしく表現してくださるのですね。
それに、絵のやわらかさと、そのちょっと質のちがう文章との組みあわせが実にいいのです!
その結果、原書以上に絵をひきたてる効果が素晴らしい翻訳なのです。
そうです! いい絵本に、また生まれ変わりました!
ビナードさんの素直な訳の奥深さを、ぜひ感じて下さい。
また、私のような中学英語でも読めるのも嬉しい! 今なら小学生も英語を習うので読めるでしょう。 - 長野ヒデ子(ながの ひでこ/絵本作家)
書評
- 翼を得たおかあさん(母のひろば621号) 2016年2月15日
- その絵本は「おかあさんがおかあさんになった日」というちょっと不思議なタイトルを持っていた。ある種哲学的ともいえるこの表現に私は惹きつけられた。色彩は派手ではなく、ブルーとオレンジが印象的な仕上がり。描かれているおかあさんは可憐でしかもどっしりと大地を踏みしめているようである。土の香りが爽やかで力強くリアル。日本語の文章は何の外連味(けれんみ)も子どもへの媚(こび)もなく、自然でリアル。世界中のどこに出しても恥ずかしくないうら若い日本のおかあさんがいる。日本語で書かれている限り読者はほぼ日本人に限られる。英語に訳せばこの本は世界に出ていくことができる。英語はこの本が日本から飛び出す翼になる。
現代詩人に与えられる「中原中也賞」を受賞されたアーサー・ビナード氏という、これ以上ない翻訳者を得て英語版にすることができたのは望外の喜びであった。英語もアメリカの広い農場を思わせるように自然、何の衒(てら)いも芝居もない。真正面から母親と子どもを見ている。まさにリアルな英語。
今の世の中「やさしさ」が氾濫している。が、赤ん坊を生み母親になることはきれいでやさしいことだけで済むわけがない。土にまみれる気概がほしい。その現実をさりげなく示している絵本である。世界に向け羽を大きく広げ、版を重ねることを願っている。 - 藤井信子/国際ソロプチミスト今治 会長
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