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2015.07.03
『生きる 劉連仁(リュウリェンレン)の物語』

太平洋戦争中の1944年、日本軍によって中国から道内の炭鉱に強制連行され、逃亡して山奥で13年間生き続けて発見された劉連仁さんについての物語、『生きる 劉連仁(リュウリェンレン)の物語』が、7/5、刊行されます。
なぜこうした強制連行、強制労働がおこなわれたのか、取材と資料を元に当時の背景の解説とあわせて、子どもたちにわかりやすいよう物語として構成した作品です。
「この物語を通して、子どもたちが平和の大切さを実感し、生きるということの意味をそれぞれが考えるきっかけになれば」そんな著者の願いのこもった一冊です。
「本を読んだ子どもたちが、身近な場所でも強制連行された人たちが働いていた事実を知って、自分の問題として捉えてくれたら」との著者の思いから、本の巻末には、外務省が強制連行に関してまとめた報告書を元に、戦時中中国人約4万人が強制連行された全国の事業所135箇所を掲載しています。
6月28日(日)には、第50回中国人殉難者全道慰霊祭が北海道余市郡仁木町で営まれ、翌日には、29日は、劉連仁さんが発見・保護された当別町にて、交流会が行われました。
写真は、著者で函館在住の森越智子さんと、劉連仁さんの長男、劉煥新(リュウカンシン)さん。
『生きる 劉連仁(リュウリェンレン)の物語』について、森越智子さんのインタビュー記事が6月25日(木)北海道新聞夕刊にも紹介されました。
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朝日新聞
室蘭民報

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「本を読んだ子どもたちが、身近な場所でも強制連行された人たちが働いていた事実を知って、自分の問題として捉えてくれたら」との著者の思いから、本の巻末には、外務省が強制連行に関してまとめた報告書を元に、戦時中中国人約4万人が強制連行された全国の事業所135箇所を掲載しています。
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