2026.01.27

知っていますか? 紙しばいができるまで

2026年度「定期刊行紙しばい」がいよいよスタート!
今回は、「ともだちだいすき」コース4月号『むし どっちがどっち?』を例に、紙芝居がどんなふうにつくられているのかをご紹介します。

1、企画を考える


作品づくりのはじまりは、企画を考えるところから。
定期刊行紙しばいは毎月のお届けですので、そのときにぴったりの内容を、と考えます。
行事や保育の中で大切なテーマ、子どもの発達によりそうものなど、いろいろな切り口が考えられますね。
作家さんからいただいたプロットをもとに、編集部で議論をかさね、ラインナップを決めていきます。


2、脚本をつくる



企画が決まったら、いよいよ本格的な制作にはいります。
作者から脚本が届くと、担当編集者はかならず声に出して読んでみます。
紙しばいは演じ手が脚本を読むことでおはなしを届けるものなので、音読することが大切です。
場面ごとの絵の変化などを想像しながら、編集部のみんなで聞きます。


3、演じてみる



こんどは画家さんの出番です。
ラフ、いわゆる下絵が届いたら、紙しばいの形にして、舞台に入れて実際に演じてみます。
私たちが「試演」と呼んでいるもので、紙しばいをつくっていくときにはかかせないプロセスです。
脚本を聞いて、絵を見て、何が起こっているかをみんながわかるようにすることがとても大切なんです。


4、脚本や絵をみがいていく



ここからは、作家、画家、編集者が相互にやりとりをしながら、脚本と絵をみがいていく作業がつづきます。

今回、ご紹介するのはこのシーン。
ダンゴムシじいさん、ワラジムシじいさんの前に突然カマキリが現れました!
この登場シーンについて、もっと迫力や臨場感が出せないかと試行錯誤し、正面からカマキリがおそってくるような絵に変わりました。


5、子どもたちに見てもらう



脚本と絵がだんだんと形になってくると、近隣の保育園などで「試演」を行います。
実際に子どもたちに紙しばいを見てもらい、「わかりにくい言葉はないか」「ぬくタイミングやぬき方の演出は内容に合っているのか」などを確かめるのです。


完成です!



たくさんの子どもたちが楽しんでくれるように、1作1作を大切につくっています!