2025.10.06

<東京・武蔵野市>作家・濱野京子さん講演会 武蔵野市立中央図書館

10月19日(日)、武蔵野市立中央図書館にて、『まさきの虎』著者の作家・濱野京子さんの講演会が開催されます。
物語づくりや児童文学の楽しみ方などについてお話しいただく講演会です。
参加無料・要申込。ぜひご参加ください。

作家 濱野京子さん講演会「物語づくりの舞台裏」
■日 時:10月19日(日)午後2時から午後4時(1時45分開場)
講演:午後2時~午後3時30分
質疑応答:午後3時30分~午後4時

■会 場:武蔵野市立中央図書館  3階視聴覚ホール
■定 員:50人(申込順・無料)
■申込み:10月2日(木曜日)下記申込みフォームより申込受付
https://logoform.jp/form/SK8e/1182390(電話または2階カウンターでも受付可)

■お問合せ:武蔵野市立中央図書館 電話番号:0422(51)5145

詳しくはこちらのページをご覧ください。
https://www.library.musashino.tokyo.jp/info?6&pid=1766
まさきの虎

単行本図書

まさきの虎

濱野京子 作/こうの史代

ーーこれが、ぼくの虎。
あれは、だれが口にした言葉だろう。5年ぶりに戻ってきた、リアス式海岸の海と緑の町。震災の傷を残したこの地で真莉愛は自身の記憶のカケラを追うことになる。

母方の祖母の家に越してきた小学6年生の真莉愛。5年前に大きな地震があった町で、母と祖母との3人暮らしが始まる。真莉愛は、この町で幼いときに出会った「まさき」という男の子のことが気にかかっていた。しかし、まさきが5年前の震災で亡くなっていたことを知り、真莉愛は静かに衝撃を受けるのだった。もう二度と会うことはできない。まさきのことをだれが覚えているのだろう。わたしはまさきのことを考えたい。離れてくらす父との記憶が薄れていく寂しさを抱える真莉愛だからこそ、まさきの記憶は手放してはならないものとして立ち上がってくるのだった。
震災で失われたいのちに向き合う物語。

  • 小学5・6年~
  • 2024年12月2日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み