2024.03.08

<新作かみしばい>定期刊行かみしばいから、年中・長向3月号『わらのうし』 をご紹介!

今回は2024年3月の新作紙しばいを動画でご紹介します。



『わらのうし』 
脚本・八百板 洋子 絵・日紫喜 洋子
年中・長向/12場面

これは、ウクライナで長く愛される昔話です。

むかし、森のそばに
おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんが松の木をもやしてタールをつくり、
おばあさんが糸をつむいで
やっとくらしていたのです。

あるときおばあさんが、
「わらのうし」をつくってほしいと
おじいさんにたのみました。

わらをたばね、黒いタールをたっぷたっぷとぬったうしができました。

おばあさんはよろこんで、わらのうしをつれて丘の上に行きました。

うしにぬられたタールに
クマがくっついてしまい
おばあさんはひきずって帰ることに。

わらのうしが
おじいさんとおばあさんに
幸せなくらしをもたらします。


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わらのうし

2023年度定期刊行紙しばい ともだちだいすき

わらのうし

八百板洋子 脚本/日紫喜洋子

まずしい老夫婦がわらをたばねてうしを作りました。たっぷりタールをぬって草原につれていくと、クマがやってきました。クマがおそいかかると……ピタッ!わらのうしにくっついてしまいました。クマとオオカミとキツネをつかまえた老夫婦ですが、逃がしてやることにします。すると翌朝……。ウクライナでながく愛される民話。

  • 4・5歳~
  • 2024年3月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み