絵本作家の和歌山静子さんが1月8日、心不全のため逝去されました。83歳でした。
「ぼくは王さまシリーズ」（理論社）など、数多くの人気作品の挿絵を手がけられた他、逗子のご自宅で開設されていたアジア絵本ライブラリーでの文庫活動、３か国の絵本作家が国を超えて交流を重ね作り上げた絵本シリーズ「日・中・韓 平和絵本」、30年以上読まれ続けている性教育の絵本「おかあさんとみる性の本」など、子どもたちの平和を願う活動や絵本作りで、大きな活躍をされてきました。
また、紙芝居においても『こねこのしろちゃん』『ともだちだーれ？』『ころん こっつんこ』など数多くのすぐれた作品を手がけるとともに、紙芝居の出版社としての弊社の出版活動を支え続けてくださいました。

生前のご功績に敬意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。