2022.02.18

<3月のおすすめ紙しばい>ひなまつりにお人形をかざるのはなぜ?

もうすぐ、ひなまつり。
行事の由来を子どもむけにわかりやすく描いたロングセラー紙芝居シリーズ「なぜ?どうして?たのしい行事」から、『なぜ、おひなさまをかざるの?』をご紹介します。

 うさぎのウサコもおひなさまを出しました。
でも、どうしておひなさまをかざるのでしょう?
 おかあさんや、おともだちに聞いてみても、みんな知らないみたいです。
山にすむやまんばに聞くと、おまじないのためだと教えてくれて……。

 病気や悪いことを身代わりとなって引き受けた人形を「おはらい」として川に流す「ながしびな」。
この作品では、紙で作ったながしびなを、ひな人形の代わりに川に流します。
お話の最後は、ひなまつりの人形をみんなでかざってお祝い!華やかな場面で終わります。

子どもの成長を願うひなまつりは、春の遊びの行事と、「おはらい」がひとつになって、江戸時代に始まったと考えられています。
裏面には、脚本とは別、にこうしたひなまつりの由来や、桃の花をなぜ飾るかなど、解説が付いています。
意外と知られていないひなまつりの由来やこめられた願いを、子どもにわかりやすく描いた紙芝居です。

 12場面・3歳から。
(三谷亮子 脚本/川上尚子 絵/常光徹 監修)



なぜ、おひなさまをかざるの?

なぜ?どうして?たのしい行事

なぜ、おひなさまをかざるの?

三谷亮子 脚本/川上尚子 絵/常光徹 監修

もうすぐひなまつり。ウサコもおひなさまをだしました。でも、なぜ、おひなさまをかざるの? ウサコがみんなにきいてみると…。

  • 3歳~
  • 2001年9月1日初版
  • 定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
  • 立ち読み
なぜ?どうして?たのしい行事

なぜ?どうして?たのしい行事

常光徹 監修

お正月、節分、ひなまつり、端午の節句、七夕、お月見、クリスマス。伝統的な行事のいろいろな風習、決まりごとなど、わかりやすく楽しく答える紙芝居。保育園、幼稚園、小学校の行事の導入にぴったりの紙芝居です。

  • 3歳~
  • 2001年9月1日初版
  • 揃定価14,960円 (本体13,600円+税10%)