人気作家・廣嶋玲子さんの「はんぴらり！」シリーズより今月発売された第４巻をご紹介します。

笛から生まれた半人前の神さま“はんぴらり”の鈴音丸は、400年のねむりから目ざめて、琴子ばあちゃんや友だちの武に支えられて、すこしずつですが神さまらしいお役目をはたすようになってきました。そんな鈴音丸に、今回これまでにない危機が訪れます……。

2月3日の節分の日、鈴音丸と武は琴子ばあちゃんにさそわれて、30年に一度行われるという大厄おとしに参加します。

豆まきで家を清め、守りのお札ももらって、夜をむかえる準備は万端です。
けれどそこへ、こっくりさんでよびだされたという、とてもおそろしいモノがやってきてしまいます。
はたして、鈴音丸は家を守り、武たちを守ることができるのでしょうか。

本作では守りのお札から現れた福鳥・こたま丸も登場し、鈴音丸とともに活躍します。

巻末の「おまけインタビュー」では、こたま丸のひみつを知ることもできます。
増補新版のシリーズ既刊１～３巻とあわせて、ぜひ書店店頭でお手にとってご覧ください。

146ページ／小学校３・4年生から
（廣嶋玲子 作／九猫あざみ 絵）


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