2021.10.22

<新刊紹介>うそをついたことがある、すべての地球人へ 『かせいじんのおねがい』

今日ご紹介するのは、いとうひろしさんの最新作『かせいじんのおねがい』です。


友だちの家から帰る途中、「ぼく」はおじさんに声をかけられます。

「おじさんを、かせいに かえして もらいたいんだ」

おじさんは火星人だというのです。
いかにもあやしいと思いつつ、くわしく話を聞いてみると……。

火星人はまるまる人を信じて、だましたり、うそをついたりするのができないこと。
地面の下の大きな穴でくらすこと。
修業のために地球にやってきて、687日間地球人としてすごすこと――。
おじさんが話してくれる火星人のくらしぶりに、「ぼく」はひかれていきます。

そして、修業を終えた火星人のおじさんが火星に帰るためには、「ぼく」の力が必要だというのです。


おじさんが火星人だということや、火星人はうそをつけないということを、「ぼく」は信じることができたのでしょうか?
「心から信じる」とは、いったいどういうことなのでしょう。

うそをついたことがある、すべての地球人におくる一冊です。

72ページ、小学校1・2年生から。
(いとうひろし 作)
かせいじんのおねがい

だいすき絵童話

かせいじんのおねがい

いとう ひろし

《うそをついたことのある、すべての地球人へ》

ともだちの家からかえるとちゅう、ぼくはおじさんにこえをかけられた。「おじさんを、かせいにかえしてもらいたいんだ」。おじさんは火星人だという。いかにもあやしい。でも、おじさんの話をくわしくきいてみると……。
人をまるまる信じてうそをつけない火星人と、だましたりあらそったりしてばかりの地球人の、ちょっぴりふしぎな心あたたまる物語。

  • 小学1・2年~
  • 2021年10月15日初版
  • 定価1,210円 (本体1,100円+税10%)
  • 立ち読み