2021.08.20

〈ニュース〉広島原爆の日にインドの子どもたち700人が紙芝居『ちっちゃいこえ』をヒンディー語で鑑賞!

丸木俊さん、丸木位里さんによる「原爆の図」をもとに、アーサー・ビナードさんが脚本を手がけた紙芝居『ちっちゃい こえ』。8月6日の広島原爆の日にあわせ、インドのニューデリーにて、紙芝居の実演イベントが開催されました。

この作品のヒンディー語訳を手がけた、ニューデリー在住のヒンディー語翻訳家菊池智子さんが中心となり、国際交流基金ニューデリー日本文化センター、現地で児童文学祭を主催するNGO団体 Bookaroo Trustの協力の元、コロナ禍での実施のためイベントはオンラインで開催され、インドの子どもたち700人以上がヒンディー語でこの紙芝居を鑑賞しました。
実演は、インド人女性朗読家のバスンダラ・バーフガナさん。身ぶり手ぶりを交えて熱演して頂きました。
イベントには「原爆の図」をもとにこの作品を制作したアーサー・ビナードさんもオンラインで参加し、紙芝居を見た子ども達からのたくさんの質問に応えました。

イベントについて、菊池智子さんがブログで当日の様子を詳しく紹介されています。
ぜひご覧ください。

◆2021年8月6日広島原爆忌:紙芝居「ちっちゃいこえ」(ヒンディー語)をインドの子どもたちへ
http://blog.livedoor.jp/shraddha/archives/50814741.html


また、今回のイベントは、新聞、webなどでも多数ご紹介いただきました。あわせてぜひご覧ください。

◆時事通信:紙芝居翻訳、原爆被害伝える 国際交流基金企画 インド(Yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/13cac39df53c81cf85229fa065b7285ad1d45112

◆共同通信:インドで原爆の紙芝居 子ども700人参加(Yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8aba32f867b75a6b8452694cd1a85ed344eea82
ちっちゃい こえ

単品紙芝居

ちっちゃい こえ

アーサー・ビナード 脚本/丸木俊・丸木位里 絵/「原爆の図」より

ネコが語ります。家族のこと。命をつくりつづける、体の中のちっちゃい声のこと。ヒロシマのこと…。わたしたちはどうすれば生きていけるのか? 美しい絵から響いてくるそのこたえに、一人ひとり耳をすます紙芝居。
『ちっちゃい こえ』プロモーション動画はこちら

『ちっちゃい こえ』紹介リリース

  • 小学3・4年~
  • 2019年5月20日初版
  • 定価2,970円 (本体2,700円+税10%)
  • 立ち読み