2021.02.24

<いま、演じたい紙しばい>『ポンコちゃんのおひなさま』

3月3日は、女の子の健やかな成長を願う桃の節句です。
おひなさまが登場する、8場面のかわいいお話をご紹介します。2・3歳から楽しめます。

「わぁ~、きれい! なにかしら?」
たぬきのポンコちゃんは、にんげんのおうちに飾ってあったひな人形を見つけました。

おかあさんにたずねると、女の子の幸せを願う「おひなさま」だと教えてくれました。

自分もどうしてもおひなさまがほしくなってしまったポンコちゃん。
「ポンコもおひなさまほしいよぉ~!」
 え~ん、え~ん、え~ん!」





そして次の日のこと。
ポンコちゃんがおうちに帰ってくると、なんと、にんげんの家にあったよりも、うんと立派なおひなさまが並んでいるではありませんか!
「わあ! おひなさま! おひなさま!」





でも、気がつくと、おうちの中におとうさんとおかあさんの姿がみえません。
ふたりはどこにいったのでしょう?

「おかあさ~ん」「おとうさ~ん」
ポンコちゃんが泣きそうになったとき、
「は~い。」とおかあさんと、おとうさんの声!
さて、 ポンコちゃんのおひなさまの正体は!?


裏面にはひなまつりについて解説もあり、行事への理解も深まります。
最後のほっとする展開も楽しい、かわいいお話です。

8場面/2・3歳から
(ひろかわさえこ 脚本・絵)
ポンコちゃんのおひなさま

年少向けかみしばい たのしいね!きせつの行事

ポンコちゃんのおひなさま

ひろかわさえこ 脚本・絵

たぬきのポンコちゃんは、にんげんたちのかざっているおひなさまがうらやましくてたまりません。「ポンコも、おひなさまがほしいよ~」と泣いていたら、つぎのひ…。

  • 2歳~
  • 2013年8月15日初版
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 立ち読み