2020.07.05

<いま、演じたい紙芝居>ねがいごとはなあに?『ななちゃんの たなばた』

明日は七夕です。今年は、きれいな天の川が見られるでしょうか。
今回ご紹介するのは、小さなお子さんとも楽しめる七夕の紙芝居『ななちゃんの たなばた』です。


ひろばにみんながあつまって、大きな笹かざりを作っています。
ななちゃんも、おじさんから短冊をもらいました。

だれもいない机でかいたのは、男の子や女の子の顔。ななちゃんのねがいごとは、「おともだちが できますように。」というものでした。
ななちゃんは、とってもはずかしがりやさんなのです。

笹かざりにかざろうともどったななちゃんですが、短冊が風に飛ばされてしまいました。
おいかけていくと、ベンチの下からかわいい声がきこえてきます。
それは、きらきら光るおほしさまでした。

「ひろばの ささかざりが みえてね、うれしくて そらから おりて きたの。
そしたら、たんざくが とんで きたんだ。
ぼく、ねがいごとが とんで いかないように、おさえて いたんだよ。」

ななちゃんのねがいごとがかなうよう応援すると約束してくれたおほしさま。
するとみんながあつまってきて……。


脚本には、七夕の由来についての解説が掲載されています。
「七月七日の夜、牽牛(けんぎゅう)星と織女(しゅくじょ)星が、年に一度だけ天の川を渡って会うという中国の伝説にちなんだ祭りと、
笹竹の葉に五色の短冊をむすんで、書道や裁縫などの上達を願うという、中国の風習がくわわって、日本には奈良時代に伝わりました。」


子どもたちが願うのは、ほしいものでしょうか。大きくなったらなりたいものでしょうか。
ななちゃんのように、ともだちができること、ともだちとたくさんあそぶことを願う子も多いかもしれませんね。

「ねがいごとはなあに?」
子どもも大人もいっしょに語りあいながら、楽しい星祭りの夜をお過ごしください。

8場面、2・3歳から。
(やすいすえこ・脚本 うすいあきこ・絵)

ななちゃんのたなばた

年少向けかみしばい たのしいね!きせつの行事

ななちゃんのたなばた

やすい すえこ 脚本/うすい あきこ

おともだちができますように…ねがいごとをかいたたんざくが風でとばされてしまいました!ななちゃんがさがすと、星の子がたんざくをおさえていて「ねがいごとがかなうようにおうえんするね」「わーい、うれしい!」

  • 2歳~
  • 2013年8月15日初版
  • 定価1,650円 (税込)
  • 立ち読み