2019.12.26

〈連載2/3〉冬のおすすめかみしばい  干支の順番はどうやって決まったの?  『らいねんは、なにどし?』

もうすぐお正月。
2020年の干支はねずみですね。
子どもたちに、干支とは何か、説明するのは案外むずかしいものです。
今日は、干支の動物たちの由来ばなしをご紹介します。

むかしむかし、王さまに「1年1年に動物の名前をつけたい」と頼まれた仙人が、動物たちをよびよせました。
仙人は、やってきた12ひきの動物たちに、年にそれぞれ12ひきの名前をつけること、その順番は、仙人のすみかまで競争する早さくらべで決めることを伝えます。

仙人と王さまが雲の上で見物するなか、さあ、12ひきの動物たちによる、早さくらべのはじまりです。


最初にとびだしたのはタツとトラ。
でも、ヘビを巻き込んでケンカをはじめてしまいます。
サルとトリは木の上から大きくジャンプ!
ウシとウサギ、ウマやヒツジも、負けじと走ってきて…。

まるでレースの中継のように、動物の特徴をいかしながら、テンポよくお話がすすんでいきます。



最後にはウシのしっぽにつかまっていたネズミが1着でゴールし、干支の順番をみんなで確認して物語が終わります。

脚本は、最後こんな言葉で終わります。
「ところで、ことしは なにどしだったかな?
じゃあ、らいねんは なにどし?」

演者と子どもたちが最後やりとりを楽しめるのも、この作品の大きな魅力です。
12場面・3・4歳から。

(上地ちづ子・脚本 金沢祐光・絵)
らいねんは なにどし?

復刊紙芝居 冬もぽかぽか 行事とおはなし

らいねんは なにどし?

上地 ちづ子 脚本/金沢 佑光

昔、中国の王さまが、年ごとに動物の名をつけることにしました。そこで仙人はまず動物たちを呼び集めて、12ひきを選び、競争させました。さて、順番は?

  • 3歳~
  • 2015年11月15日初版
  • 定価2,090円 (税込)
  • 立ち読み