2019.08.26

<連載>アニバーサリーおめでとう! 『むしむしでんしゃ』

セミが夏の終わりを告げるように力いっぱい鳴いている、今日このごろ。
この夏、みなさんはたくさんの虫たちと出合いましたか?
今月の「アニバーサリーおめでとう!」は、今年めでたく10歳をむかえた『むしむしでんしゃ』です。

「まもなく いもむしでんしゃは はっしゃいたします」

ののたん ののたん  ののたん ののたん

最初の駅は「おいけ」駅。タガメやゲンゴロウが降りていきました。
次の駅はどんな駅でしょう?


これまでいもむしでんしゃにご乗車いただいたお客様のご感想から、いくつかご紹介します。

『がたごと がたごと』『おばけでんしゃ』が大好きな息子。このいもむしでんしゃを見て喜んでいます。乗車する人や動物の乗るときと降りるときの変化を、親子で楽しんでいます。
今日はどんな発見があるかな~。
(埼玉県・26歳・女性)

●友人からのおすすめで購入しました。ちょうと夏だったこともあり、カブトムシやカエル……と生きもの好き&電車好きなわが子は夢中で指さしながら読んでいます。
素敵な絵本に出会えました!
(東京都・31歳・女性)

●「ののたん ののたん」いもむしでんしゃに乗ったらこんなふうなんだな~と駅や風景を楽しみました。空へ向かうラストがとっても素敵で、子どもと何度も読み返しました。
(岐阜県・38歳・女性)

『むしむしでんしゃ』は内田麟太郎さんと西村繁男さんによるシリーズの第3作。
子どもたちが夏に追いかけるカマキリ、クワガタはもちろん、弱虫、泣き虫、でんでんむしまで登場しますよ。
ページを行きつ戻りつしながら、何度でもご乗車ください。

(内田麟太郎・文 西村繁男・絵)



むしむしでんしゃ

絵本・こどものひろば

むしむしでんしゃ

内田麟太郎 文/西村繁男

まもなくいもむし電車は発車いたします。ののたんののたん、ののたんののたん。おいけ駅でおりたのは、カエルにタガメにゲンゴロウ。昆虫はもちろん、弱虫泣き虫なんでも乗ってる、ミラクルユーモアファンタジー!

  • 3歳~
  • 2009年6月25日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み