2019.05.16

<長野>『がたごとがたごと』の原画展示が安曇野ちひろ美術館で開催されます。

安曇野ちひろ美術館での企画展内で、『がたごとがたごと』(内田麟太郎・文/西村繁男・絵)の原画が全点展示されます。原画全点を見られる貴重な機会ですので、ぜひ足をお運びください。

■ 「ちひろ美術館コレクション展 列車でいこう!」
とき:2019年5月17日(金)〜 2019年7月16日(火)
ところ:安曇野ちひろ美術館(〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358-24)
がたごと がたごと

絵本・こどものひろば

がたごと がたごと

内田麟太郎 文/西村繁男

「おきゃくがのります ぞろぞろ ぞろぞろ」と、たくさんの人が電車にのりこみます。電車は「がたごと がたごと」と市街地をぬけ、田園地帯をぬけ、山奥へとすすみ、到着したのは「おくやま駅」。それぞれ動物に変身した乗客たちが電車から降りていきます。こんどの電車も、トンネルを「がたごと がたごと」と進み、電車はしだいに幻想的な異世界へ。ついた「よつつじ駅」では、それぞれ妖怪に変身した乗客たちが降りていきます。つぎの電車は、「がたごと がたごと」となんと時代をさかのぼり…。思いもしない展開にびっくり。ページをめくる楽しさいっぱいです。
「絵を読む」楽しみがつまった人気の絵本。読者の方から、お客さんが次の駅で何に変身したか、さがして楽しんでいますというご感想をたくさん頂いています。同じコンビで、姉妹編『おばけでんしゃ』『むしむしでんしゃ』『たたたん たたたん』が刊行されています。

  • 3歳~
  • 1999年4月25日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み