2018.03.05

雑誌「MOE」4月号はなかやみわさんの絵本特集!

雑誌「MOE」4月号は、なかやみわさんの絵本特集! 
代表的なシリーズとして、「くれよんのくろくん」シリーズも大きく紹介され、「自作を語る」として、このシリーズについてのなかやさんのコメントも多数紹介されています。
ぜひお手にとってご覧下さい!

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くろくんとちいさいしろくん

絵本・こどものひろばくれよんのくろくんシリーズ

くろくんとちいさいしろくん

なかやみわ さく・え

くれよんたちが出会ったのは、まいごになってしまった、ちいさな白いくれよんのしろくん。くろくんたちは、しろくんの仲間をさがしますが、どうしてもみつかりません。「しろくん、きみ、つかれただろう?」くろくんはくれよんの箱の自分の場所を、しろくんにゆずってあげました。仲間がみつからず、元気のないしろくんを、くれよんたちは11 番目の仲間としてむかえいれ、かわいがります。けれどある日、しろくんの仲間たちが、しろくんをむかえにやってきました。親切にしてくれたくろくんたちへ、しろくんは画用紙の上に何かをかいていきました。絵の具をぬると、そこにうかびあがったのは……。

異年齢の子ども同士の交流を描いた、大人気「くれよんのくろくん」シリーズ第4作。こまっている年下の友だちをはげまし助けようとする、くろくんやくれよんたちのやさしい気持ち、成長した姿が描かれていて、最後のしろくんからのメッセージに心があたたかくなります。白いくれよんの画材の特性がストーリーに活かされていて、くれよんや絵の具をつかったお絵かき遊びにも発展できる大人気絵本です。

  • 3歳~
  • 2017年9月6日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み
くろくんとなぞのおばけ

絵本・こどものひろばくれよんのくろくんシリーズ

くろくんとなぞのおばけ

なかやみわ さく・え

朝、くろくんが目ざめると、きいろくんがいません。「どこへ行っちゃったんだろう……」
くれよんたちはみんなで一生懸命さがしましたが、見つかりません。それどころか、つぎの日にはふたり、そのつぎの日にも、またふたりと、いなくなり、ついにくろくんだけになってしまいました。
「ぼく、ぜったいみんなをさがしだしてみせるぞ!」くろくんがみつけたのは、どろのついたあやしい足あと。足あとをたどっていくと、そこには壁にあいた穴がありました。くろくんが勇気をだして穴の中にはいっていくと、なんとそこにはほかのくれよんたちもいて……!?

大切な人との別れを題材にした、人気シリーズの第3作。いなくなった仲間をさがして、なぞのおばけの正体をさぐっていくミステリーのようなドキドキの展開から、くれよんたちがいなくなった意外な理由が明らかになっていきます。おじいさんの願いをかなえようと力をあわせるくれよんたちのやさしい気持ちに心うたれます。小さな子どもたちにむけて、大切な人との別れを、優しくあたたかく描いた作品です。

  • 3歳~
  • 2009年7月20日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み
くろくんとふしぎなともだち

絵本・こどものひろばくれよんのくろくんシリーズ

くろくんとふしぎなともだち

なかやみわ さく・え

ある日、机の上をおさんぽをしていたくろくんは、バスのおもちゃに出会います。くろくんはうれしくなって、バスに走ってみてほしいと声をかけますが、バスは道路がないと走れないと言います。くろくんが大きな画用紙にビューッと頭をすべらせて道路を描くと、ぶるるん、ぶるるん! バスは元気よく走りだしました。
「ああ、たのしかった!」
次の日、くろくんがバスのところへいってみると、今度はそこに船のおもちゃがいました。海がないと動けないと言う船に、くろくんが大きな画用紙に波を描くと、船はザザザーッと勢いよくその上を進みはじめ、ふたりは楽しくあそびます。
くれよんたちに、毎日どこにいっているのか聞かれたくろくんは、みんなを不思議な友だちのところへ案内することに……。すると、そこにいたのはなんと新幹線でした。くれよんたちにはしってほしいと頼まれた新幹線は「はしるのがはやすぎるから、あぶないからだめ」と断りますが、くれよんたちは、大きな画用紙をつないだ絵を描きはじめて……。

バスや船、新幹線など子どもたちの大好きなのりものが登場する、人気シリーズの第2作。動き出すのりものたちとの遊びが楽しく、ドキドキハラハラの展開のあとには、心あたたまるハッピーエンドがうれしい大人気の絵本です。

  • 3歳~
  • 2004年8月23日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み
くれよんのくろくん

絵本・こどものひろばくれよんのくろくんシリーズ

くれよんのくろくん

なかやみわ さく・え

新品のまま使われることなく、たいくつしていたくれよんたち。ある日、箱をとびだしたきいろくんは、まっしろな画用紙をみつけます。きいろくんが、クルクルッと画用紙にチョウを描いてみると、なんていい描き心地! 「そうだ。チョウには、おはながひつようだね」きいろくんに連れられて、あかさんとピンクちゃんもやってきました。あかさんがチューリップを、ピンクちゃんがコスモスをさかせます。「おはなにははっぱがひつようよ」今度はみどりくんときみどりさんが呼ばれ、そして次つぎとほかのみんなも集まって、絵ができあがっていきます。けれど、くろくんだけは、きれいに描いた絵を黒くされてはたまらないと、みんなの仲間に入れてもらえません。さみしそうなくろくんのところへ、シャープペンのおにいさんがやってきました。シャープペンのおにいさんが、くろくんに教えてくれたこととは……。

だれかを仲間はずれにするのではなく、ひとりひとりがちがった個性をもつ大切ですてきな存在であることが、お話を通して小さな子どもたちにも伝わります。シャープペンとくれよんを使ったおえかき遊びにもつながる、大人気「くれよんのくろくんシリーズ」の第1作。

  • 3歳~
  • 2001年10月15日初版
  • 定価1,320円 (本体1,200円+税10%)
  • 立ち読み