事業方針

ご挨拶

一人ひとりの子どもは、唯一無二のかけがえのない大切な存在として生まれ、それぞれが持つ個性を伸ばし成長できる権利を持っています。子どもたちを守り、育てる環境をつくっていくことは広くは社会が担うものですが、日ごろの生活の中で、親をはじめとして身近な方たちが関わることでしかできないこともあります。
感性を豊かにし、あたたかい心、自ら生きる強い力が育つには、周囲の働きかけが必要です。周りの人々とのかかわりを通じてはじめて、言葉を豊かにし、共感やコミュニケーションの力を高めることができます。
今の社会ではIT化が進んで、利便性が高まる一方で、子どもとの関係では、人と人との触れ合いを阻害する面も生じていることが、専門家からも指摘され、警鐘が発せられています。
親をはじめとした周囲の方たちとの触れ合いを通じて、ことばに始まるたくさんのものを獲得していくうえで、絵本や紙芝居の役割が今ほど大切なときはないと確信します。
何代にもわたって読み継がれてきたたくさんの子どもの本、子どもたちが集う多くの場で演じられている紙芝居を、多くの皆さんに知っていただき、未来にも伝えられるすぐれた作品を生み出していくことが、私たちのできる子どもたちへの応援だと考えています。
これからも、みなさまとご一緒に使命達成に努めてまいりますので、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 田中正美
  • 4F・紙芝居専用ホール
  • 童心社外観
 

出版理念

童心社は、第二次世界大戦後の平和と民主主義を求める広範な国民の声と、子どものしあわせと、子どもたちのためのゆたかな文化と未来を願う親と教師たちの声にはげまされて創立されました。
童心社は、その出版事業を継続発展させるにあたり、次のような出版理念をかかげます。

  • 童心社は国民の健康な文化要求に応える出版活動を意図的におこなう。
  • 童心社は民主的で民族的な文化遺産を継承するとともに、新しい文化の創造と普及のための出版活動をおこなう。
  • 童心社は科学的な児童観にたった出版活動をめざす。
  • 童心社は大衆的で手づくりの味のする出版物の出版をめざす。
  • 童心社は幼児・児童を主要な読者対象とする出版活動をおこなう。
  • 童心社は言論・表現・出版の自由を守る姿勢を堅持する。
  • 童心社は『出版倫理綱領』を支持する。

経営理念

童心社はその出版理念を実現するための出版事業を継続発展させるために、長期的、戦略的、経営方針として、次のような経営理念をかかげる。

  • 童心社はわが国独自の文化財である紙芝居の出版を継続的におこなうとともに、児童図書の専門出版社の道を選択していく。
  • 童心社は出版物物流経路として、取次・書店ルートと学校・幼稚園・保育園などの直販ルートを基本におくが、多様化する出版物流ルートについても追求する。
  • 童心社は出版企画において、その独自性を追求する。
  • 童心社は、著作者の権利を守り、著作者や親と教師などの民主的文化運動を支持する。
  • 童心社はすべての従業員と力をあわせ、働き甲斐あり、よりよく能力をのばし、よりよい将来を期待しうる会社をつくるために努力する。
  • 童心社は中小企業にふさわしい労使の民主的相互関係を築きあげるための持続的努力をおこなう。
  • 童心社は企業としての基礎を固めつつ、その安定と向上発展のために限りない挑戦をおこなう。