作者について

廣嶋玲子(ひろしま れいこ)

神奈川県生まれ。2005年、『水妖の森』(2006 年、岩崎書店より刊行)がジュニア冒険小説大賞を受賞。作品に「はんぴらり!」シリーズ(童心社)「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社)「十年屋」シリーズ(静山社)「鬼遊び」シリーズ(小峰書店)など多数ある。

森野きこり(もりの きこり)

高知県生まれ。漫画家。作品に『明治瓦斯燈妖夢抄 あかねや八雲』(全5巻)『終わりのち、アサナギ暮らし。』(全3巻)『凸凹のワルツ』(「月刊コミックガーデン」で連載中)がある。『妖怪の子預かります』(東京創元社)のコミカライズも担当。いずれもマッグガーデンから刊行。

廣嶋玲子(ひろしま れいこ)

読者のみなさまへ

ねこきなたのしんでくれるはなしねこきでなくてもおもしろいはなし
そんなはなしきたくて、「ねこまちふしぎけん簿」にとりくみました。
ちなみにわたしひろしまれいは、ねこだいきです。
が、ペットきんのアパートにんでいるため、もう5ねんほどどうぶつなしのせいかつです。
ああ、そろそろモフモフ欠乏症けつぼうしょうという病気びょうきになりそうです。
わたしおなじようなひと、たくさんいるんじゃないかしら?
そのひとたちにも、ぜひぜひ「ねこまちふしぎけん簿」をんでもらいたいです。

廣嶋玲子

森野きこり(もりの きこり)

読者のみなさまへ

バラエティーゆたかなねこたちがたくさん登場とうじょうする「ねこまちふしぎけん簿」。
むかしはわたしもねこっていました。
サバ、サビ、ちゃトラ、くろ……。
いっしょにんでいたいろんなねこのことをおもいだしながらいています。
ねこまちふしぎけん簿」では、ねこたちのおもしろくてにぎやかで、
ときにふしぎなかいがのぞけるのがとてもたのしいです。
みなさんもぜひたのしんでくださいね。

森野きこり

キャラクター紹介

気になるキャラクターにカーソルを合わせてね! 個性ゆたかな猫たちがぞくぞく登場します!

遠矢

遠矢とおや

大根古町おおねこちょうに住んでいる小学4年生の男の子。
ひょんなことから、
猫神・おまざりさまに出会って……。

真理恵

真理恵まりえ

遠矢のおさななじみ。
元気がよくて、
クラスの人気者。

遠矢猫

遠矢とおやねこ

猫神 おまざりさま

猫神ねこがみ・おまざりさま

オンボロ屋敷に住む、猫の守り神。
毛のもようはまるで何びきもの猫の毛が
まじりあっているかのよう。

ブンザ

ブンザ

なにかと遠矢の力になってくれる、白黒の大きな猫。狩りの名人。

ギンコ

ギンコ

とても上品な、年をとった猫。銀を思わせるような灰色の毛をしている。

カカ

カカ

遠矢といい友だちのやんちゃ猫。体は黒く、足だけが雪のように白い。

ビビ

ビビ

赤いリボンがにあう、黒と茶がまじりあった毛のサビ猫。いつも真理恵を守っている。

猫町とは?

「猫町」の本当の名前は「大根古町おおねこちょう」。いたるところに猫がいることから「猫町」とよばれている。
猫好きな住民が多く、猫にまつわる言い伝えもたくさんある町。

大根古町・地図