紙芝居講習会のご案内

もっと紙芝居が楽しくなる!

今、紙芝居は子どもたちの成長に欠かせないものとして、全国各地の保育園、幼稚園、小学校等で見直されています。講習会では、子どもたちの成長を助け、人と人をつなぐ紙芝居の魅力や、実践的な演じ方を紹介します。ぜひ紙芝居講習会を企画してみませんか?どうぞご相談下さい。

保育士・教諭研修として
紙芝居の演じ方、紙芝居の特性と子どもたちの成長との関わりなど、国内研修として。
よみきかせボランティア研修として
演じ方の基本、自己流からのステップアップなど。
園にある紙芝居の有効利用として
紙芝居の選び方、現場での活用方法など。

参加人数・ご予算にあわせた講習会を提案いたします。

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子どもたちは紙芝居が大好き。それには、理由があります。紙しばいのゆっくりしたテンポは、子どものリズムにぴったり。子どもの理解力・想像力が深まります。

 一枚一枚の画面をぬいて演じる紙しばいのゆっくりしたテンポは、子どもたちの心や体のリズムとぴったり。子どもたちの発達にあわせて演じられるので、子どもたちの理解・想像を引き出し、感性を育てます。
演じ手とのいきいきとしたコミュニケーションが、子どもたちの自由な反応、表現を引き出します。

先生や友だちと、同じ思いを共感し、ともにわかちあう心が育ちます。

一緒にハラハラドキドキしたり、みんなの存在を感じながら紙芝居を楽しむと、心と心が響きあい、その場がひとつになります。そこには、テレビ・アニメとはちがう、同じ場で向かい合うあたたかな人間関係の魅力があります。
紙芝居をみて、友だちと肩寄せ合い、同じ思いを「共感」するよろこびは、先生や友だちと同じ思いをともにわかちあう心を育てます。そしてその経験は、子どもたちが豊かな人間関係を築いていくための基礎となります。

講習会写真1 講習会写真2 講習会写真3

保育にもっと紙芝居を佐々木由美子 ( 東京未来大学こども心理学部教授 )
2018年の幼稚園・認定こども園・保育所の教育・保育に関わる要領や指針の改定で、「3つの柱」「10の姿」が示されましたが、乳幼児期は基礎を育む時期です。何かを教え込むのではなく、子どものやってみたい!を支える環境が大切です。集団を意識してつくられた紙芝居は、子どもたち同士のつながりを深め、生活や遊びを豊かにしてくれます。いっしょに心を揺り動かす体験、不思議だな、面白いなという体験は、知識や技能の土台となっていくだけでなく、他者への共感性を育み、協働的な活動へとつながっていきます。紙芝居からごっこ遊びや製作に発展したり、子どもたち自身が演じたり……。紙芝居を保育計画の中に位置づけ、大いに活用してほしいと思います。

よくあるご質問

声色をつかってもいいの?
演じ手が声色を使うと、観客は画面を見ないで、演じ手だけにひきつけられてしまい、作品の世界を深く受け取ることができなくなってしまう場合があります。声色は使わないで、作品の世界にあわせて、自分の声で演じましょう。
演じ手はどこに立ったらいいの?
演じ手は紙芝居舞台のうしろではなく、紙芝居舞台の横に、観客と向かい合って立ちましょう。向かい合って立つと、舞台に入っている作品の世界と、観客のいる現実の空間がはっきり分かれ、集中をうながします。また、作品に集中したまま、演じ手と観客との「共感」の喜びを感じることができます。
紙芝居を見るときの人数は?
大型ではない普通サイズ(B4版)の紙芝居であれば、50人くらいまでがいいでしょう。肉声で、演じ手と観客お互いの表情がよくみえる中でこそ、心が通い合うコミュニケーションをすることができ作品世界を共感しあうことができます。

その他講習会では、講師が様々な質問にお答えします。

紙芝居講習会のご感想

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