柴田 香 わが家の本棚にある『いないいないばあ』の表紙をみると、赤ちゃんだった子どもたちの手足のちいささや、ほっぺたのやわらかさや、キャッキャと笑ってくれた声を思い出します。『いないいないばあ』の記憶ははじめての親子の記憶。明るい昼下がりにまどろんだ記憶です。絵本専門士2期 柴田 香