童心社の絵本

はらっぱ 戦争・大空襲・戦後…いま

西村繁男 画/神戸光男 構成・文

原っぱは子どもの天国だ。戦中、戦後の原っぱを舞台に遊びと環境の移りかわりを克明に描く。

  • SLA選定/JLA選定
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 初版:1997年2月20日
  • 判型:B5変型ワイド判/サイズ:25.1×25.6cm
  • 頁数:36頁
  • 4・5歳~
  • ISBN:978-4-494-01234-3
  • NDC:210

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内容説明

原っぱは子どもの天国だ。戦中、戦後の原っぱを舞台に遊びと環境の移りかわりを克明に描く。

読者の声

読者さま

子どもたちの魂のふるさと(女性)

魅力的な題ですね。広場、公園ともちがって。子どもたちの魂のふるさとー原っぱを通して、時代の変化やあの戦争をみせてくれてすごいです。ページをめくるたびに、見ひらきの絵の中に吸いこまれるよう。
私も集まる子どもたちといっしょにページをめくって、絵に込められたものに、ひびき合い同化したいと思います。
読者さま

端境期に育ちました(40歳・男性)

西村さんの絵が好きで思わず買いました。
本を開いて、ちょうど子供達がはらっぱで遊ばない、遊べなくなった時代に、その端境期に私は育ったことに気がつきました。
とても素敵な本をありがとうございます。
読者さま

子どもたちの大すきな原っぱが舞台(38歳・女性)

実はある本を求めて大きな書店に出向いたのですが、残念ながら1冊もなく、では何かよい本をと思い書棚をながめていたら娘がこの本がいいと持ってきたのです。
戦争に関する本はまだ2冊しか読んであげていなかったのですが、子どもたちの大すきな原っぱが舞台になったこの本に下の6才の息子もとても関心を示していました。
歴史を通しての町の移り替わり、生活様式の変化がよくわかり、私も興味深く拝読いたしました。
これからも子どもたちの受け継がせるべき歴史をたくさん本にしてください。
読者さま

何がそんなに面白いのか(29歳・女性)

西村繁男さんの本は子供が好きで(やこうれっしゃ、おふろやさんなど[以上福音館書店刊]、にちよういちなど)毎日眺めています。何がそんなに面白いのか理解しかねているのですが、現実的で共感するものがあるのだと思います。
読者さま

こんな空地がまたほしいですね(38歳・女性)

西村繁雄さんの画はいつも細かいところまでていねいでびっくりしています。こんな空地がまたほしいですね。ちょうど私もそう思っていたところでした。

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