ゆきのよあけ
寒い北の大地でたくましく生きる、ひとりぼっちの野うさぎの子ども。キツネやフクロウなどの天敵からのがれ、輝くいのちの喜びにあふれる爽やかな朝を迎える。大自然のきびしさと美しさ、魅力がいっぱいの絵本!
- 定価1,466円 (本体1,333円+税10%)
- 初版:2012年11月27日
- 判型:B5判/サイズ:26.6×19.1cm
- 頁数:32頁
- 小学1・2年~ 4・5歳~
- ISBN:978-4-494-00268-9
- NDC:913
雪のよあけの美しさが、いのちの輝きとなって胸にせまってくる。畏怖を感じさせるほどの大自然のきびしさと美しさ。生きぬく力と喜びがあふれる。味わい深い文章と、深みと広がりを感じさせる絵画の魅力がいっぱいの絵本です。
内容説明
寒い北の大地でたくましく生きる、ひとりぼっちの野うさぎの子ども。キツネやフクロウなどの天敵からのがれ、輝くいのちの喜びにあふれる爽やかな朝を迎える。大自然のきびしさと美しさ、魅力がいっぱいの絵本!
読者の声
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あかがねいろの夜明けがくることを祈ります(61歳・女性)
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被災地・岩手県N村に住んでおります。心鎮まる色彩にひかれて、手にしたこの絵本にひきこまれてしまいました。
ノウサギの子と被災した自分が重なったのかもしれません。被災後、避難した高台から見た紅い鮮やかな朝焼けが、深く心に残っています。あんなにわれわれを絶望におとしいれた自然なのに……なんでこんなにきれいなんだろうと思ったものでした。
この絵本を手にして、これだ!“あかがねいろ”のよあけだと自分で納得しました。被災地に真の“あかがねいろ”のよあけがくることを祈りつつ、この言葉を紡いでくださった、著者に感謝です。
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