ぼくたちの緑の星
ぼくたちは、名前を失いかけていた。大切にしていたものや、大好きなものや、家族や友だちを失いかけていた。一つの大きな「ゼンタイ・モクヒョウ」に向かって「ジュウゾク」させられていた。なぜ、こんなことが起こっているのか、わからなかった。なんのために生きているのか、わからないまま生きていた。名前ではなく番号で呼ばれる灰色の世界を舞台に、大切なものを守るために何ができるかを問う少年少女向けSF小説。
- 全国学校図書館協議会選定/第37回うつのみやこども賞(2021年度)
- 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
- 初版:2020年5月19日
- 判型:四六判/サイズ:19.4×13.4cm
- 頁数:191頁
- 小学5・6年~
- ISBN:978-4-494-02060-7
- NDC:913
内容説明
ぼくたちは、名前を失いかけていた。大切にしていたものや、大好きなものや、家族や友だちを失いかけていた。一つの大きな「ゼンタイ・モクヒョウ」に向かって「ジュウゾク」させられていた。なぜ、こんなことが起こっているのか、わからなかった。なんのために生きているのか、わからないまま生きていた。名前ではなく番号で呼ばれる灰色の世界を舞台に、大切なものを守るために何ができるかを問う少年少女向けSF小説。
読者の声
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ぞくっとして怖かったけど、とても面白かったです。(11歳・女性)
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とてもぞくっとして怖かったけど、本当に起こりそうな話でとても面白かったです。
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怖い本だったのでゾッとしました(11歳・女性)
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怖い本だったのでゾッとしました。
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高校生の娘に手渡そうと思います(49歳・男性)
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深くて、怖いおはなしでした。
高校生の娘に手渡そうと思います。
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何度も繰り返し読んでいます(44歳・女性)
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独特の世界にのめり込めました。小学五年生の子供が、何度も繰り返し読んでいます。
不思議な世界観を楽しみました。
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歴史が好きで読みました(11歳・女性)
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わたしは、歴史が好きです。この本には、昔のことがいろいろのっているので、いいと思って読みました。
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戦争への理解が深まる(47歳)
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今までも8才の娘は、小手鞠さんの作品を何冊も読んでいたのですが、今回は内容が戦争・環境問題など少し難しいものだったため、最初はとまどっていたようですが、何度も読みかえしていました。
SF物語というフィルターを通してくださったことで、食わずぎらいにならず戦争への理解を深めたようです。
読書感想文コンクールに提出しました。ありがとうございました。
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戦争と平和を考える上でもこの本に出会えてよかったです(73歳・女性)
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友だちにすすめてもらって購入しました。絵本や児童文学をよく読みますが、SF 空想物語って初めてだったので私にはどうかな?って思ったのですが、次々読みたくなって、あっという間に読み終えました。
終戦記念日のある8月に戦争と平和について考える上でもこの本に出会えてよかったです。
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