単行本図書

チム・ラビットのぼうけん

アリソン・アトリー 原作/石井桃子 訳/中川宗弥

子うさぎのチムの成長を温かくとらえた珠玉の童話を、名訳と流麗なさし絵でおくる。

  • SLA選定
  • 定価1,650円 (本体1,500円+税10%)
  • 初版:1967年3月30日
  • 判型:B5変型判/サイズ:21.7×15.5cm
  • 頁数:192頁
  • 小学1・2年~
  • ISBN:978-4-494-01104-9
  • NDC:933

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内容説明

子うさぎのチムの成長を温かくとらえた珠玉の童話を、名訳と流麗なさし絵でおくる。

読者の声

読者さま

A・アトリーの人生に思いをはせて(M.Sさん・43歳・女性)

作者アトリーの『農場にくらして』という本を読み、感動して彼女の本を読みたくなりました。
彼女が愛する子どもに初めて書いた本だと知って、その中に流れるやさしさや愛情をより深く感じました。
アトリーの不幸な人生を少しも感じさせないところに、かえって彼女の心の悲しみを強く感じる気がします。
読者さま

声をだして(Y.Kさん・58歳・女性)

1話を読み始めてから、このお話は声に出して読んだ方が楽しめるのではと、音読しています。
歌のところはその日の気分で適当に。1日に2話くらい、自分の声を楽しんでいます。
読者さま

動物たちのメルヘン(A.Uさん・45歳・女性)

心温まるメルヘンに、大人もすっかり入りこんでしまいました。
豊かな自然やかわいい動物たちのロマンティックな世界に、心がとても癒されます。
読者さま

愛らしいチム・ラビット(K.Cさん・38歳・男性)

チム・ラビットの、なんともいえないかわいらしさが目に見えるようです。1~3歳の子どもって、こんなだったなぁと…。
読者さま

秘蔵の本(A.Yさん)

石井桃子さんの本当に美しい日本語と、中川宗弥さんのかわいらしいのに気品高い絵があいまって、とてもすばらしいご本になっていると思います。
子どものためにと思って買ったのですが、私の秘蔵の本になってしまいそうです。

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2018/5/25

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書評

朝日小学生新聞 2007年12月29日
評者/選者:徐奈美(掲載ページ3)
MOE 2007年4月号 石井桃子の100冊
読売新聞 2006年2月13日(夕刊)

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