おいしいともだち

いちごさんがね・・

いちごさんがね・・

立ち読み

カートにいれる

とよた かずひこ さく・え

いちごがろっこ、あるいています。「ずん ずん ずん」とすすんでいくと…かえるとはちあわせ。だいじょうぶかな? でも、いちごはかまわずすすみます。しばらくいくと、おおきなゆきだるま。てっぺんまでのぼったら…「びゅ びゅ~ん」つよいかぜがふいてきて…あ、いちごさん、おっこちちゃう! でも、「しんぱいごむよう!」。おいしいケーキ、めしあがれ。

  • 定価918円 (本体850円+税)
  • 判型:B5変型判/サイズ:18.7×21cm
  • 頁数:24頁
  • 2歳~
  • ISBN:978-4-494-00189-7
  • NDC:596

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身近な食べ物たちが自分で動きだす、楽しい食育の絵本シリーズ8作目。いちごは、小さくてかわいくて子どもたちも大好きなくだもの。さいごはショートケーキにのったいちごになります。旬の春、クリスマス、子どもたちの誕生日などに読んでほしい一冊。

読者の声

2歳のおたんじょうびに、おばあちゃんがプレゼントしてくれました。
息子は大よろこびで、最後のケーキがでてくると、まよわずパクパクと食べるまねをはじめました!(33歳・女性)
このシリーズが好きです。子どもが「しんぱいごむよう!」のフレーズを何度も言っています。(女性)

推薦のことば

こうしてケーキの上に 並んでいるんだね 2013年11月1日
 いちごがなんと、リュックサックをしょって、杖をついて、「ずん ずん ずん」と歩いていきます。
 いちごたちの力強い歩み。雨が降ろうが、カエルに会おうが、ヘビにぺろぺろされようがオカマイナシ。うむむ、なんとも勇猛果敢。それぞれの顔には、意志の強さと可愛らしさがみなぎっています。
 突き進む六個のいちごたちの姿。目の前にあるのは、切り開かれた運命の道そのものです。正に真実一路、ならぬ、真実イチゴなのです。
 夏から秋へ、そして冬。白銀の世界で、彼らは強い風の渦に巻き込まれてしまいます。大ピンチです。しかし、いちごたちは負けずに叫びます。「しんぱい、ごむよう!」(この「おいしいともだち」シリーズのお約束のセリフ、待ってました!) そしてたどりついた先は……。
 美味しそうなケーキの上に乗っているいちごたちは、時間と季節に育まれて、いつも子どもたちの前につやつやとまるまるとあります。自然の時空を旅してきた果物たちと私たちは巡り合います。一期(イチゴ)一会のすばらしさを……、出会いの不思議さについて本を閉じて想いました。
 とよたさんのまなざしの楽しさが、想いの空の広がりと新鮮な果物の甘味とを、私たちの心へと優しく伝えてくれます。
和合 亮一(わごう りょういち/詩人)