りんごころころ
ハナコちゃんがのはらをあるいていたら、ごこかでエーンエーンなきごえがした。
ないていたのは大きな大きなりんごの木。「だれもとってくれない。だれも食べてくれない。」
「わたしがとってあげる。わたしが食べる。」ハナコちゃん木をゆすっておとしたり、木にのぼってもいだり。
そうしたらね、したにおちたりんごがはねあがって、ころがりだしたの。ころころびゅーん ころころびゅーん わたしを食べて!
木のてっぺんで、ハナコちゃんがこんどはないた。エーンエーン だって、みんな いっちゃったんだもの。
だいじょうぶ。ハナコちゃんのりんごといっしょにおうちにむかいます。
やさしい気持ちになるあかちゃんのおいしい本です。
- SLA選定
- 定価990円 (本体900円+税10%)
- 初版:2001年1月10日
- 判型:B5変型判/サイズ:21×18.7cm
- 頁数:24頁
- 2歳~
- ISBN:978-4-494-00172-9
- NDC:913
内容説明
ハナコちゃんがのはらをあるいていたら、ごこかでエーンエーンなきごえがした。
ないていたのは大きな大きなりんごの木。「だれもとってくれない。だれも食べてくれない。」
「わたしがとってあげる。わたしが食べる。」ハナコちゃん木をゆすっておとしたり、木にのぼってもいだり。
そうしたらね、したにおちたりんごがはねあがって、ころがりだしたの。ころころびゅーん ころころびゅーん わたしを食べて!
木のてっぺんで、ハナコちゃんがこんどはないた。エーンエーン だって、みんな いっちゃったんだもの。
だいじょうぶ。ハナコちゃんのりんごといっしょにおうちにむかいます。
やさしい気持ちになるあかちゃんのおいしい本です。
読者の声
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「りんごころころ」の感想(R.B.さん・主婦・29歳)
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この絵本を読むと息子(3歳)は、ふとんの上で“ころころ”とりんごになって遊びます。
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「りんごころころ」の感想(K.Hさん・主婦・29歳)
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1歳3カ月の息子は、ハナコちゃんが、りんごがみんななくなって「エーン エーン」って泣いているところで、ハナコちゃんのマネをして、目に手をあてて泣きマネをします(笑い)。
まだ、ちゃんと「りんご」とは言えないけど「~ご」「~ご」とりんごを指して喜んでます。
また絵本を買ってあげたくなりました。
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おいしそうなりんご(M.Bさん・主婦・31歳)
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イラストのりんごがおいしそうに見えるのか、
息子(1歳)は手をのばしてきます。
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「りんごころころ」の感想(M.Sさん・主婦・32歳)
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シンプルな絵とやさしい文章が、かえって飽きさせないようで、
娘(2歳)は、ころがるりんごのいろいろな表情に、
夢中になって、いっしょにひろって食べるまねをしています。
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書評
- 朝日新聞 2006年7月26日(夕刊)
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