2020.04.02

『ちび竜』『じょうききかんしゃ ビーコロ』が、児童福祉文化財特別推薦に選定!

厚生労働省の社会保障審議会福祉文化分科会では、毎年、子どもたちの健やかな育ちに役立つ、書籍、舞台、映像作品ですぐれたものを「児童福祉文化財」として推薦しています。

本年度の書籍は全体で32点が選ばれ、童心社の作品では『天使のにもつ』『愛蔵版シェーラ姫の冒険 (上・下)』『ちび竜』『じょうききかんしゃ ビーコロ』が推薦されました。

また児童福祉文化財として推薦された作品の中で、とくに優れた作品は特別推薦に選ばれます。
今年度は特別推薦に『じょうききかんしゃ ビーコロ』『ちび竜』など9点が選ばれました。

『ちび竜』は、小さなつぶから生まれたちび竜が、生き物たちと友だちになり、神通力を身につけ、やがて地球を抱く大きな存在となっていく壮大なスケールが話題の絵本。

『じょうききかんしゃ ビーコロ』は整備工場の中だけで働く「B20形」という小さな機関車が主人公の絵本。
ビーコロはいつか外を思いきり走ってみたいと思いながら、毎日いっしょうけんめい働いています。そんなビーコロのために、仲間の機関車たちがすてきな計画を立てます。

ともに子どもたちの想像力や夢にこたえる作品です。ぜひお手に取ってご覧ください。

本年度児童福祉文化財 推薦作品一覧はこちら

児童福祉文化財について詳しくはこちら
ちび竜

単行本絵本

ちび竜

工藤直子 文/あべ弘士

小さなつぶからうまれたちび竜は、水たまりからとびたち、いろいろな生き物に出会う。とんぼからは飛び方を、フナからは「うろこ通信」のやり方を教えてもらい、ほかにもたくさんのともだちに出会って、あそび、風や水や土となかよくなった。どんどんでかくなっていったちび竜は、やがて、光る青い地球を抱いて……。
うたうような工藤直子の言葉と、繊細かつ迫力あるあべ弘士の絵が、地球にあふれるいのちをゆかいに、壮大に描く。



『ちび竜』工藤直子・あべ弘士 著者のことば(2020年1月15日発行「母のひろば」668号)
https://www.doshinsha.co.jp/download_files/000162.pdf

  • 4・5歳~
  • 2019年12月20日初版
  • 定価1,870円 (本体1,700円+税10%)
  • 立ち読み
じょうききかんしゃビーコロ

絵本・こどものひろば

じょうききかんしゃビーコロ

ミノオカ・リョウスケ 作・絵

ビーコロは工場の中だけしか走れない、小さな蒸気機関車。いつか外を思いきり走ってみたいと思いながら、毎日働いている。そんなビーコロのために、仲間の機関車たちが特別すてきな計画を立てました。

紙コップを使ったビーコロのかわいい工作ができました。型紙をダウンロードしてみんなで作ってみよう!
詳しくはこちらをご覧ください。https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1791

  • 4・5歳~
  • 2019年8月26日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
シェーラ姫の冒険 愛蔵版

シェーラ姫の冒険 愛蔵版

村山早紀 著/佐竹美保

フォア文庫版刊行から20年、多くの読者に支えられた、剣と魔法の冒険ファンタジー。村山早紀の原点とも言える代表作を、装いも新たにお届けします。物語を読む喜びが味わえる、世代を超えて愛されている冒険ファンタジー。フォア文庫版「シェーラひめのぼうけん」を底本とし、大幅に加筆しています。

  • 小学5・6年~
  • 2019年3月25日初版
  • 揃定価3,960円 (本体3,600円+税10%)
  • 立ち読み
天使のにもつ

単行本図書

天使のにもつ

いとうみく 著/丹下京子

「頼んでまでして、なんで仕事しなきゃなんないの?しかもタダで」そんな中学2年・斗羽風汰が職場体験先に選んだのは、保育園だった。「子どもと遊んでりゃいいってこと?ありかも」本当に大丈夫なのか、斗羽風汰。

  • 中学生~
  • 2019年2月14日初版
  • 定価1,430円 (本体1,300円+税10%)
  • 立ち読み