2019.08.30

<新刊・夏のセット紙しばい>『たまごから だ~れかな』(「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」より)

バラエティーにとんだ「年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!」(全7巻・各8場面)が刊行されました。参加型紙芝居や大人もびっくりの発見がある作品など、様々な視点から動物に親しめる内容になっています。その中から『たまごから だ~れかな』をご紹介します。

「みんな、たまごって しってる?」
子どもたちは、たまごといえば、にわとりのたまごかもしれません。
でも、たまごといっても、いろんなたまごがあるんです。本作に出てくるのは……。

まずは、ちょっと細いたまごと、まるいたまご。
このたまごから生まれてくるのは、どんな動物?
画面を抜くと……細長いたまごからはへびが、
まるいたまごからはうみがめが生まれました。

「うみがめの あかちゃんは、これから うみへ いくの。」
ところが、大きなへびが追いかけてきて、
生まれてからも大変です。

次に出てくるのは、ちっちゃい赤茶色のたまごと模様があるたまご。
それぞれ、何のたまごか、わかるかな。

最後は、水の中で生まれるたまご。
ぐねぐねぐねぐねしているのは…。

子どもたちに演じると、画面を抜きはじめるとだんだん見えてくる生きものに、くぎづけになります。
知っている動物には喜んだり、知らないたまごが出てくると声をあげておどろいたりして楽しんでくれます。

脚本・絵は、ご自身も生きものが大好きという和歌山静子さんです。

画面のたまごや生きものを指差して一緒に確認したり、子どもたちに問いかけながら、
いろんなたまごと生きものとの出会いを楽しむことのできる紙しばいです。

(脚本・絵 和歌山静子)

たまごから だ~れかな

年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!

たまごから だ~れかな

和歌山静子 脚本・絵

たまごには、いろんなたまごがあるよ。みてみよう。まずはちょっと細いたまごと、まあるいたまご。このたまごからうまれてくるのは、だ~れかな。画面をぬくと……細長いたまごからはヘビが、まあるいたまごからはウミガメがうまれた! ほかにも小さなチョコレートいろのたまご、もようがあるたまご、もっと変わったたまごもあるよ……。画面をぬきはじめるとだんだん見えてくる生き物たちに、子どもたちがくぎづけになります。

  • 3歳~
  • 2019年8月31日初版
  • 定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
  • 立ち読み
年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!

年少向けかみしばい どうぶつ こんにちは!

幼い頃から生き物に関心をもつことを大切なことです。身近な小動物に親しみをもつことは、自然を認識することにも繋がりますし、好奇心や探究心をもって、周囲の環境と関わることができます。また生命の尊さに気がつき、生き物を大切にする心を育むでしょう。たくさんの種類の動物たち、その不思議さに触れてもらい、自然環境や生き物への理解を深める年少向け動物紙芝居セット。

  • 3歳~
  • 2019年8月31日初版
  • 揃定価10,780円 (本体9,800円+税10%)