お母さんの愛って つよい!『オオカミグーのはずかしいひみつ』きむら ゆういち・作 みやにし たつや・絵
早見 優さん ご推薦!
グーのお母さんのように、大きい愛情で包んであげられたらな

我が家は長女が9ヶ月のときから、寝る1時間前を「絵本の時間」と決めています。下が生まれてからもこの習慣は変わりなく、今年で7年になります。本棚には英語の本、日本語の本、そしてもちろんきむら先生の本もいっぱい並んでいます。
この物語は、お母さんの存在が恥ずかしいグーの話。いろいろと振り返ってみると、そうっか〜、理由もなく、親のことが嫌だった時期があったな、と。親がどうであれ、子供にとって親が恥ずかしいと思う時期は誰でもあるはず。
私だって、父兄参観日に、母が真っ赤なジャケットを着て来たとき「なんであんなに派手な格好で来るの?」「だれだれのママみたいにお母さんらしくしてよ」と母を傷つける言葉を発したものです。今、我が娘二人は、「ママ、だいすき!」「ママ、だっこ!」とママ大好きモードです。でも、きっといつかは、ママイヤモードの時期がくるのでしょう。そんなときにこそ、グーのお母さんのように大きい愛情で包んであげられたらな、と思います。
(「母のひろば」2008年5月号掲載予定)
写真:早見優
写真提供:KEEP SMILING
挿絵01
オオカミグーのはずかしいひみつ
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定価1,365円(本体1,300円+税)
B5判/26.6×19.1cm/32頁
ISBN978-4-494-00796-7

幼児から
挿絵02
挿絵03
どんどん大きくなって、山いちばんの若者になったグーを、ある日となり山のオオカミが襲います。その時、すて身でグーを守ったのはお母さん・・・どんなに大きくなっても、お母さんはいつもグーが心配でした。きずついたお母さんをだいて、グーはあらためてお母さんの愛を知り、誇りに思うのです。
読者のみなさんへ 作者からのメッセージ
オオカミ グーのように、誰にでも隠したいものが1つくらいあるかも知れません。でも、もしかしたら、ちょっとした事で自慢する事に変わるのかも知れません。そう、このグーのように。
写真:きむらゆういち
実は、ボクにも、恥ずかしいヒミツがあります。でも、いつかきっとそれを言える時がくるかもしれません。グーのようにどうどうと「ぼくの○○○は○○○だよ」って。その時のボクは、今のボクよりもずっとステキだったらいいなぁ。
写真:みやにしたつや
作・きむらゆういち 絵・みやにしたつや
1948年東京都生まれ。 『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞・産経児童出版文化賞・JR賞などを受賞、他にも「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ(偕成社)など多数。
1956年静岡県生まれ。「きょうはなんてうんがいいんだろう」(鈴木出版)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。他にもけんぶち絵本の里大賞受賞の『パパはウルトラセブン』(学研)など多数。


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